ロールアップ間の相互運用性と高速なファイナリティを提供する「エスプレッソ・ネットワーク(Espresso Network)」は13日、ネットワークのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)移行開始と、独自トークン「ESP」のローンチを発表した。数週間以内に完全な分散型PoSネットワークへ移行する予定だ。
エスプレッソ・ネットワークは、複数のロールアップ(L2チェーン)が高速かつ安全に通信するための「ベースレイヤー(基盤層)」として機能するネットワークだ。現在、Arbitrum、ApeChain、Celo、Katanaといった主要なチェーンと提携しており、独自のコンセンサスプロトコル「HotShot」を用いることで、わずか数秒でのファイナリティ(取引の確定)を実現している。
トークン保有者はESPトークンをステーキングすることでネットワークのセキュリティに貢献し、見返りとして報酬を得ることが可能だ。
ESPトークンはイーサリアムのメインネット上で発行されるERC-20トークンで、主な役割は以下の通り。
初期の総供給量は35.9億枚。ステーキング報酬として新規発行が行われるため、発行上限は設定されていない。
トークン保有者はESPトークンをステーキングすることでネットワークのセキュリティに貢献し、見返りとして報酬を得ることが可能だ。一般的なPoSと同様、トークン保有者が自らステーキングするか、バリデーターに委任できる仕組みを採用している。
エスプレッソ・ネットワークの発表によると、全供給量の10.00%(3.59億枚)が、エスプレッソ及び提携チェーンのユーザー、コミュニティメンバーへの報酬としてエアドロップされる。対象となる資格は40以上の項目に及び、100万件以上のユニークアドレスが対象となるという。なお、「エアドロップの対象となる資格と割り当て」については「後日長文のブログで紹介予定」とのこと。
また、初期参加を促すインセンティブとして「ステーキング・ボーナス」が用意されている。エアドロップを受け取ってから24時間以内に全額をステーキングした保有者は、ステーキング期間に応じて最大420%の報酬ブーストを受けることが可能だ。
エスプレッソ・ネットワークを運営する「エスプレッソ財団」は、今回のESPトークン発行について「単なるトークンの発行ではなく、マルチチェーンの未来を支えるセキュアなPoSネットワークの始動である」としており、今後数週間以内に分散型ネットワークへの完全移行を目指すとしている。
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