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リップル「RLUSD」がバイナンス上場、流動性拡大でステーブルコインTOP3入りの可能性も

バイナンスがRLUSDを上場、現物取引を開始

最大手の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は2026年1月21日、米Ripple(リップル)が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」について、現物取引を同日より開始したと発表しました。

発表によると、RLUSDはRLUSD/USDTおよびRLUSD/Uの取引ペアで取り扱われ、上場初期の流動性確保を目的として、一定期間にわたり取引手数料を無料とするキャンペーンが実施されます。

あわせてXRP/RLUSDの取引ペアも提供され、今回の上場に際して上場手数料は0 BNBに設定されています。同社は、RLUSDの入金は発表時点ですでに対応済みであり、出金は翌日から順次可能になると説明しています。

また、手数料無料の対象には現物取引およびマージン取引が含まれる一方、キャンペーン期間中の取引量はVIPランクの算定や一部の流動性プログラムには反映されない点も明示されています。

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バイナンス上場が示すRLUSDの市場的ポジションと構造

RLUSDの裏付け資産と設計思想

RLUSDは、リップルの関連会社であるスタンダード・カストディ・アンド・トラスト・カンパニーLLCによって発行される米ドル建てステーブルコインです。

発行されるRLUSDは米ドルおよび現金同等物によって裏付けられており、ブロックチェーン上での決済や国際送金の場面において、価値の安定性を維持した資金移転手段を提供することを目的として設計されています。

バイナンスは、こうした特性を備えたRLUSDを自社プラットフォームに導入することで、利用者に対してか仮想通貨取引と親和性の高い新たなドル建て取引の選択肢を提示すると説明しています。

主要ステーブルコインに集中する流動性と評価軸

ステーブルコイン市場では、テザー(USDT)およびUSDコイン(USDC)を中心に、発行量や取引量、主要取引所での利用実績を背景とした流動性の集中が長年にわたり続いてきました。

仮想通貨データ・リサーチ企業Kaikoのデータによると、これら主要ステーブルコインはCEX(中央集権型取引所)における取引量の大半を占めており、取引所に集積する流動性の規模が市場評価に直結する傾向があるとされています。

この点についてKaikoは、取引所への上場や取引コストの低下が、ステーブルコイン市場の構造そのものを変化させる要因となり得ると分析しています。

同社によれば、USDCは主要取引所において取引環境が本格的に整備された局面において、CEXにおける取引量ベースの市場シェアが約60%水準から一時90%超まで急速に拡大しました。

主要取引所での取扱開始に伴う流動性の集中に加え、取引コストの低下が市場シェア拡大を後押ししたと分析されています。

バイナンス上場後のRLUSDとTOP3評価の可能性

こうした前例から、市場では、バイナンスに上場し手数料無料取引が提供されているRLUSDについて、流動性が積み上がれば取引量が拡大するとの見方が出ています。

一方で、USDTやUSDCと比較した場合、RLUSDの発行量や流通規模には依然として大きな差が存在しており、現時点において主要ステーブルコインと同列に位置付ける段階には至っていません。

CoinMarketCapの画像ステーブルコインのランキング(画像:CoinMarketCap)

ただし、市場ではステーブルコインの評価が、発行体の信頼性や規制対応に加え、主要取引所での流動性や取引量の積み上がりによって左右されると指摘されています。

ロイターの報道では、米国を中心とした法整備の進展が、透明性や法令順守を重視する市場参加者の行動に影響を与えていると伝えられています。

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Source:Binance発表 / Kaiko分析
サムネイル:AIによる生成画像

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