Pump.funはミームコインローンチパッドとしての枠を広げ、スタートアップ支援を目的とした投資部門「Pump Fund」を設立した。
総額300万ドル(約4.7億円)のハッカソンを通じて12のプロジェクトに資金提供を行い、開発者支援に向けた事業拡大を進めている。
発表後にはPUMPトークン価格が上昇し、市場が今回の戦略に関心を示した。また、高度取引端末「Pump Advanced」の公開により、Solanaエコシステム内での存在感も高まった。
Pump Fundは仮想通貨に限らず幅広いスタートアップに長期的な支援を提供する。
最初の取り組みとなる300万ドル規模のハッカソンでは、市場が審査員を務め、ユーザーが評価と初期資金提供を担う点が特徴だ。参加チームは独自トークン発行やコミュニティ構築を進め、進捗をオープンに共有しながら開発を進める。
一方でPump.funは取引基盤の整備も進めている。Pump Advanced端末は、流動性プールへのアクセスやスマート注文ルーティング、リアルタイム指標などを備え、個人ユーザーがソラナ(Solana/SOL)市場を効率的に取引できる環境を提供する。2026年1月初旬には取引量が過去最高の20億3,000万ドル(約3,213.7億円)へ到達しており、機能拡張の重要性が高まっている。
またSolanaエコシステムでは、Pump.fun関連のウォレットからKraken(クラーケン)取引所へ1億4,800万ドル(約234.3億円)相当の資金が移動した事例を受け、資金管理の透明性を注視する動きも続いている。
投資部門の設立発表後、PUMPトークン価格は約2.78%上昇し、市場全体が下落する中での値動きであり、今回の事業拡大が短期的な投資需要を生む結果となった。価格は0.0266ドルから0.0259ドル付近で推移し、相場環境に対して一定の強さを示した。
TradingView より引用
Pump.funはこれ以前から買い戻し計画や手数料モデルの改善を進めている。2025年7月の買い戻し開始以降、約2億5,000万ドル(約395.7億円)相当のPUMPを取得し、流通供給量は19%以上減少した。創業者アロン・コーエン(Alon Cohen)氏は2026年を「インセンティブ構造の転換点」と述べ、Pump Fundと取引基盤の拡充によってエコシステムの持続性を高める姿勢を示している。
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