カメラ業界最大手であるキヤノンのミラーレス。世界的な人気があり、著名な写真家・インスタグラマーにも選ばれています。キヤノンのミラーレスにはEOS RとEOS Mの2シリーズがありますが、選ぶとなるとデザイン・性能に違いがあり、何に注目して選べばよいかわからないですよね。
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキヤノンのミラーレスカメラ9商品をすべて集めて、どれが最もおすすめできる商品かを検証しました。なお、mybestでは解像感や暗所耐性が高く、オートフォーカスの精度が高い商品を優れたカメラと定義しています。具体的な検証内容は以下のとおりです。検証①:解像感検証②:暗所耐性・色再現性検証③:オートフォーカス性能検証④:持ちやすさ検証⑤:操作のしやすさ検証⑥:動画の撮りやすさ検証⑦:動画の画質検証⑧:手ブレ補正力
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高画質でピント合わせも優秀!性能に欠点なしのベストバイ
「EOS R5」は、プロ写真家から支持されるハイエンドのミラーレス一眼です。約4500万画素のフルサイズセンサーを搭載し、高速連写や8K動画の撮影なども可能。トップクラスの性能を誇るモデルです。画質は非常によく、人の目では見分けられないほど細かな模様までしっかりと写せていました。暗いところで撮影しても画質はあまり荒れず、明所で撮影した画像との差は微小。色は明所・暗所ともに美しく、すべてのカメラのなかでもトップクラスの画質といえるでしょう。また、オートフォーカスの性能も優れており、動く被写体をしっかりと認識し追従。人の顔や瞳の検出もほぼ完璧で、検証中に被写体を見失うことはありませんでした。スポーツや動物の撮影にも不満なく使える性能といえます。加えて、動画の撮影機能も充実。映像・音声関連の外部端子に不足はなく、背面モニターの可動域が広いため使いやすいでしょう。動画の画質もハイレベルで、シャープかつきれいな色です。動画のAF性能も優れており、ピント位置は被写体の動きに適切に追従しました。カメラ本体には手ブレ補正が内蔵されており、効果は強力。何かがぶつかるような強い衝撃は補正しきれなかったものの、夜や光量が少ない室内の撮影でブレることはまずないでしょう。その反面、ボディ内手ブレ補正が入ったカメラ本体はやや大きく重め。しかしグリップは握りやすかったため、実際に持つとそこまで重いとは感じないでしょう。なお、ボタン類は多くメニュー構造は慣れた人向きです。画質・オートフォーカス・動画機能・手ブレ補正といった、現代のカメラに求められる性能すべてがトップ級の高性能ミラーレス一眼。性能に妥協したくないすべての人が選ぶべき、ハイパフォーマンスなベストバイ商品です。
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キヤノン最速の連写速度。死角のない優等生的な新型一眼
「EOS R6 Mark II」は、2022年12月に発売されたハイエンドのミラーレス一眼です。前モデルのEOS R6より高画素なフルサイズセンサーと、キヤノンの一眼のなかで最速である40枚/秒の超高速連写が特徴です。画質はとてもよく、前モデルより画素数・解像感ともに向上。被写体のディテールまでくっきり写っており、暗所で撮影しても解像感の劣化はあまり目立ちませんでした。発色は美しく、キヤノンのカメラらしい記憶に残るような鮮やかさ。画素数・解像感・発色・暗所耐性のどれもが優れており、バランスのよい高画質なカメラといえます。オートフォーカス性能はトップクラスで、走って近づく人物をしっかりと認識。連写中に被写体の動く方向が変わっても、ピントが外れることはほとんどありませんでした。被写体の認識・追尾性能はトップクラスで、誰が使ってもピント合わせの性能に不満が出ることはないでしょう。動画撮影機能も優れており、非常にシャープな4K動画が撮影可能です。暗所でも発色は美しく、画質劣化は目立ちませんでした。特筆すべきはオートフォーカスで、人の動きに合わせて正確かつ素早く追従。撮影中、ピント位置が迷うことは一切ありませんでした。HDMI・マイク端子もあり、本格的な動画撮影にも適しています。カメラ内部に手ブレ補正を内蔵し、効果は最上位モデルと同等と謳われています。検証すると効果は絶大で、細かな手ブレをよく抑えていました。日中の撮影はもちろん、夜景を撮るときでも手ブレを気にせず撮影できるでしょう。一方で、本体はハイエンドモデルらしくやや重め。グリップも大きく、手が大きい人には握りやすい一方で、手が小さい人にはやや握りにくく感じる恐れがあります。操作性はほかのEOS Rシリーズに似て、やや慣れた人向きといえるでしょう。連写速度は最上位モデルを凌ぐもので、どんな撮影でもこなせる性能を持つハイエンドモデル。前モデルの弱点ともいえる画素数の少なさを克服した、オールマイティな高性能ミラーレス一眼です。
おすすめスコア:4.72(2026/01/21時点)
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画素数を抑えて暗所にも強い。バランスのとれた高性能モデル
2020年8月に発売された「EOS R6」。キヤノンの一眼レフのトップモデル「EOS-1D X Mark III」と同等の高性能フルサイズセンサーを搭載した、ハイエンドのミラーレス一眼です。キヤノンのミラーレス一眼のなかでは画素数が少ないものの、解像感は高く不満はまず感じないでしょう。暗所で撮影した画像を拡大しても、ノイズは目立たず解像感の低下もほぼありません。発色は光量に関わらずきれいな印象で、総合的な画質はとても優れています。オートフォーカス性能も優秀で、検証では9割以上の画像で被写体にピントが合っていました。加えて、連写速度もとても速く上位モデルのEOS R5と同等の20枚/秒。激しく動くスポーツの撮影にも対応できる性能といえます。また、動画機能も良好で、映像・音声関連の端子は不足なく搭載。背面モニターも可動域が広く使いやすいものでした。撮った動画は解像感が高く、AFの動作も非常に正確です。暗所も含めて、画質は非常にハイレベルでした。上位モデルと同様にボディ内に手ブレ補正機能を内蔵。実際に検証したところ高い補正力が見られ、手ブレを効果的に抑えられました。夕景・夜景の撮影でも手ブレが目立つことはほとんどないでしょう。一方で、カメラ本体はやや重め。レンズも含めると持ち運びやすいサイズとはいえないでしょう。ただし、同等スペックのセンサーを搭載した一眼レフと比べるとはるかに小型・軽量です。操作性は初心者よりも中〜上級者向きといえるものでした。画質やオートフォーカスなど、総合的な性能では上位モデルに引けを取らないハイスペックモデル。画像の切り出しをしない人には十分といえる画素数で、性能と価格のバランスがよいハイエンドモデルがほしい人に適しています。
おすすめスコア:4.53(2026/01/21時点)
最安価格:186,690円(2026/01/21時点)
動体撮影に特化。高画素・高速連写を両立した高性能機
2022年6月に発売された「EOS R7」。APS-Cセンサーを搭載した高画素・高速連写モデルで、同社の最上位モデルと同等の30枚/秒の連写が可能です。画質は総合的に優れていました。撮影した画像はシャープで、発色もほかのキヤノンのカメラと同様に鮮やかで美しいものでした。暗所で撮影した画像にはザラザラしたノイズが生じているものの、解像感は比較的維持されている印象です。明所・暗所どちらでも十分きれいな写真が撮れるでしょう。オートフォーカスは非常に優秀で、被写体をしっかり認識し追従。高速連写中に被写体が進む方向を変えても、正確にピントを合わせ続けられました。検証では人の顔を常に認識・追従しており、カメラをはじめて使う人でもピント合わせで失敗することはまずないでしょう。動画の画質も優れており、4Kらしいシャープな映像が撮影可能。オートフォーカスも優秀で、撮影中に人の顔からピントが外れることは1回もありませんでした。なお、本体にはHDMI端子やマイク端子、バリアングルモニターなどが搭載されており、動画撮影に適した設計です。手ブレ補正はボディ内に搭載されており、レンズを問わず手ブレを軽減できます。補正力も優れており、多少不安定な姿勢で撮影しても手ブレが目立たないといえるほどでした。モデルとしては中〜上級機といえ、グリップは大きく本体も重め。気軽にカメラをはじめたい初心者より、カメラに慣れた人が好む本格的なデザインです。操作性は優れているものの、メニュー構造やボタン配置などは上位モデルに似たタイプでした。
おすすめスコア:4.4(2026/01/21時点)
最安価格:142,347円(2026/01/21時点)
圧倒的なオートフォーカス性能。解像感も高くバランスがよい
「EOS R10」は、2022年7月に発売された新型ミラーレス一眼です。EOS Rシリーズのなかでは入門モデルといえますが、連写速度は入門モデルを遥かに上回っています。画質は良好で、とくに解像感の高さが目立ちました。被写体の細かな模様をくっきりと写せており、他社の2400万画素級の機種よりも精細な印象を持つほど。暗所では解像感は低下したもののザラザラしたノイズは目立たず、拡大しなければ画質の劣化はあまり目立たないでしょう。オートフォーカスの性能は非常に優れており、上位モデル以上といえるほど。走って接近する人をしっかり認識し、連写してもピントがズレることはありませんでした。人物以外にも動物や乗り物を自動検出する機能が搭載されており、知識や経験がなくてもピント合わせで困ることはないでしょう。動画機能の画質も優れており、解像感が高く発色もきれいな動画が撮れました。録画時の音声モニタリング用イヤホン端子はないものの、HDMI・マイク端子は搭載。動画撮影時のオートフォーカスも精度・追尾性ともに優れており、動画作品の撮影も十分こなせる性能でしょう。カメラ本体に手ブレ補正機能は非搭載。セット販売されているレンズには手ブレ補正が内蔵されているものの、手ブレ補正のない交換レンズを使う場合には、手ブレしないよう工夫や注意が必要です。メニュー構造や操作性は一般的なもので、難しくは感じないでしょう。また、グリップは深く本体が軽いため、初心者でも負担なくしっかり構えられる印象でした。軽量な入門向けミラーレス一眼ですが、一部性能は上位モデルを大きく凌ぎます。不慣れな人でも使いやすく、カメラに慣れてきても不満を感じないほど高性能なカメラといえ、これから写真を趣味にしたい人におすすめです。
おすすめスコア:4.34(2026/01/21時点)
最安価格:178,520円(2026/01/21時点)
買いやすい価格になった初代モデル。持ちやすく解像感も高い
2018年10月発売の「EOS R」は、キヤノンとしては初のフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼です。タッチやスライドで操作ができる独特のマルチファンクションバーを搭載し、一眼レフとは異なる操作性を持った機種として市場で話題となりました。検証では解像感が高く、撮った画像はシャープな印象でした。発色も美しく、明所での画質はハイレベルです。一方で、暗所ではノイズが生じ、暗めな色の彩度がやや損なわれました。暗所では画質が低下するものの、総合的な画質は良好で、初心者だけでなく上級者でも満足できるでしょう。AF性能を検証すると、走って接近してくる人物からピントが外れる場面も。一度被写体を見失うと、再度ピントが合うまでに時間がかかる印象です。多くの場合で問題ない性能ではあるものの、素早く不規則に動く被写体を撮影するには技術や慣れが必要になる可能性があります。動画は撮りやすく、映像や音声の入出力端子はひと通りそろっており不満は感じないでしょう。画質は良好で、動画撮影時のピント合わせもスムーズな印象です。しかし、4Kで撮影する際に映像に映る範囲が狭く切り取られる(クロップされる)ため、風景を広く撮りたい人には不向きといえます。なお、上位モデルとは異なりボディ内手ブレ補正機能は非搭載。手ブレ補正のないレンズを使う場合は、手ブレしないようにシャッタースピードを調整したり三脚を使ったりする必要があるでしょう。本体は同等スペックの一眼レフより軽いものの、平均的なミラーレスよりは重めです。大きく手に馴染むグリップが好印象で、大きなレンズをつけてもしっかり握れました。なお、メニュー構造や操作性は一般的な中級ミラーレスと同じで、やや慣れた人向きです。
おすすめスコア:4.16(2026/01/21時点)
最安価格:149,800円(2026/01/21時点)
小型・軽量で画質もよい。安価で初心者向きな入門フルサイズ
EOS Rシリーズ第2弾として発売された「EOS RP」。キヤノンのフルサイズセンサー搭載カメラのなかで最小・最軽量で価格も安く、いつでも持ち歩ける入門フルサイズ一眼といえます。検証したところ解像感は高く、被写体の細部までしっかり写せるでしょう。しかし、暗所の撮影ではノイズによる解像感の低下と発色の劣化が目立ちました。しかし、総合的な画質は十分よく、スマホや一般的な一眼レフよりも明らかに高画質です。AF性能の検証では、十分な精度がありました。ただし、連写中にピントが被写体から外れてしまい、再び合うまでに時間がかかる場面も。風景や小物などの静止物を撮るならまず問題はないものの、激しく動く被写体に対して完璧に追従するほどの性能とはいえません。一方で、動画撮影で大切な映像・音声系の端子はひと通り搭載。画質もよく、AFも正確でした。ただし、4K動画撮影時にはレンズが映せる範囲よりもかなり狭い範囲しか映らず、やや不便。加えて、4K撮影のフレーム数(映像の滑らかさ)は24フレームしか選べないため、物足りないでしょう。カメラ本体は軽く、グリップは深いため非常に持ちやすく感じました。加えて、ボタン類・メニュー表示は複雑ではなく、撮影モードの解説(撮影モードガイド)も表示可能。カメラの操作に慣れていない初心者でも難しく感じないでしょう。なお、ボディ内手ブレ補正は非搭載。本体が軽いため、カメラを長時間構えても疲れにくくブレにくいものの、手ブレ補正のないレンズを使う際は手ブレに注意する必要があります。
おすすめスコア:3.76(2026/01/21時点)
最安価格:114,800円(2026/01/21時点)
初心者向きの使いやすさ。明所での画質はよいが暗所は苦手
2020年11月に発売された「EOS Kiss M2」は、EOS Mシリーズに属するミラーレス一眼。キヤノンの初心者向き一眼シリーズ「Kiss」の名を冠したモデルで、初心者でも使いやすいと評判です。小さいカメラながらも画質は一般的な一眼レフ相当で、解像感も十分高いといえるレベル。明所では発色も美しくきれいな印象です。しかし、暗所ではノイズがかなり目立ち、暗めの色はすべて黒やグレーに見えてしまいました。AF性能の検証では、おおむね不満のない性能といえる結果に。しかし、連写中に被写体を見失うこともあり、動きの素早い被写体をメインで撮るなら技術や慣れが必要といえるでしょう。動画に関しては、4K動画の撮影に対応しています。しかし、4Kで撮影する際には映る範囲が大きく狭まるうえ、細部もやや粗い印象でした。暗所では映像全体が暗いうえにノイズも目立ったため、動画をメインで撮るなら物足りない性能といえるでしょう。小型・軽量で持ち歩きやすく、初心者向きの簡単なメニュー表示にも対応。カメラをはじめて買う人でも使いやすいといえます。しかし手ブレ補正はカメラに内蔵されておらず暗所撮影に強いともいえないため、暗いところでは手ブレしないよう工夫が必要です。
おすすめスコア:3.69(2026/01/21時点)
最安価格:54,654円(2026/01/21時点)
シンプルで初心者向きの操作性。しかし動画や暗所には弱い
2019年10月に発売された「EOS M200」は、EOS Mシリーズの下位モデル。ミラーレス一眼のなかでは最軽量クラスで、気軽に持ち運べることにこだわったと謳われています。総合的な画質は良好で、解像感は十分です。明所では鮮やかな発色が印象的で、一眼レフと比べても遜色ない画質といえます。一方で、暗所ではノイズが目立ち解像感は低下。発色も悪くなり、細かな色の違いがわからない場合もありました。オートフォーカスの検証では、大きな不満のない追従性能が見られました。連写中、ピントがズレてしまう場面もありましたが、素早く不規則に動く被写体を撮らないなら性能不足を感じることは多くはないでしょう。動画は4Kで撮れるものの、映る範囲が狭くなる仕様で風景を広く撮るには不向きです。ノイズもやや目立つ印象で、解像感は物足りなく感じました。外部マイクやライトなどのアクセサリーを取り付けられるホットシューもなく、動画向きのカメラではないでしょう。入門モデルらしく、メニュー表示は初心者向きなものに切り替えが可能です。しかし、グリップに凹凸がないため握りにくいうえ、ボタン類が少ないため設定変更もやや面倒。ボディ内手ブレ補正は非搭載ですが、とにかく軽くて初心者向きの操作性が大きな魅力です。
おすすめスコア:(2026/01/21時点)
最安価格:146,209円(2026/01/21時点)
監修者:西尾豪(写真家)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
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