ビデオカメラや一眼カメラなどで動画撮影する際に活躍する「ビデオ三脚」。運動会・発表会からYouTube・Vlogまで、幅広い動画撮影で使えます。しかし、ビデオ三脚はマンフロット・SLIK・ベルボンなどさまざまなメーカーから発売されており、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のビデオ三脚15商品をすべて集めて、どれがもっともおすすめできる商品かを検証しました。なお、mybestでは使いやすく安定性が高い商品を優れたビデオ三脚として定義しています。具体的な検証内容は以下のとおりです。検証①:使いやすさ検証②:安定性検証③:持ち運びのしやすさ
おすすめスコア:4.42(2026/01/21時点)
最安価格:13,200円(2026/01/21時点)
本体はやや重いが、一眼カメラでも快適に使える本格的な三脚
台湾創業の写真・光学機器総合メーカー、VANGUARDの「VEO 2 PRO 233AV」。中型三脚クラスの本格的な脚と、重いカメラに対応したビデオ雲台を組み合わせた商品です。実際に使ってみると、脚はロックを解除するだけで自重で伸び、調整もスムーズでした。雲台はなめらかに動きますが、重めのカメラに合わせたチューニングのためか、操作にはやや力が必要です。安定性の検証でカメラや脚に衝撃を加えても、ブレはほぼ見られませんでした。カメラを左右に振ったあとの揺り戻しもほとんど目立たず、総合的な安定性は高いといえます。本体重量はファミリータイプの三脚よりは大きめですが、デジタル一眼用の三脚と比べると一般的です。縮長も小さくはないものの、持ち運びにくいほどではないでしょう。本格的な脚パイプを採用した三脚で、家庭用ビデオカメラよりミラーレス一眼や一眼レフ向けの設計です。映像作品を撮りたいけど重い三脚は嫌という人に適しています。
おすすめスコア:4.41(2026/01/21時点)
最安価格:8,409円(2026/01/21時点)
安定性が高く、使いやすさ良好。持ち運びも負担に感じない
スリックの「GX-m7500 Video」は、同社の人気三脚、GXシリーズの上位モデル。一般的なカメラやビデオカメラだけでなく、スマートフォンもそのまま取り付けられる構造が特徴的です。実際に使ってみると脚パイプはスムーズに伸縮でき、高さの調整も簡単。雲台は、上下方向と左右方向でなめらかさが少し異なる印象ですが、総合的に使いやすくなめらかな操作が可能でした。加えて安定性が高く、カメラや脚に衝撃を加えてもブレは目立ちません。カメラを左右に振った際の揺り戻しもほとんどなく、カメラを動かしても安定した映像が撮れるでしょう。全高は高く伸びますが、持ち運ぶ際は比較的コンパクト。本体も軽量といえる重さで、持ち運びにくく感じることはまずないでしょう。比較的全高が低めなファミリー三脚のなかで、類を見ないほど高くなる点が魅力の三脚です。人の頭を超えるような高さから撮影をしたい人におすすめといえます。
おすすめスコア:4.31(2026/01/21時点)
最安価格:28,200円(2026/01/21時点)
大型で持ち運びは大変だが、使いやすさ・安定性でトップ
埼玉県に本社を構える日本のビデオ三脚メーカー、平和精機工業の「Libec TH-X」。非常に多機能ながら本格的なビデオ三脚としては軽量で、プロの現場でも選ばれる注目度が高い商品です。使いやすさの検証において、雲台のなめらかな操作性と水平の取りやすさに加え、脚の伸縮のスムーズさも非常に良好。パンハンドルの取り付け位置の調整が楽で、操作をしていてストレスを一切感じませんでした。また、安定性もとても高く、衝撃を与えても映像にブレは見られません。カメラをパンしたあとの揺り戻しも見られず、動画撮影時のブレや揺れはまず生じないでしょう。反面、本体は大きめ。重量も一般的なビデオ三脚よりかなり大きく、初心者向きとはいえません。持ち運びよりも使いやすさ・安定性を重視する、映像制作者向けの三脚です。ミラーレス一眼で映像作品を撮りたい人におすすめといえます。
おすすめスコア:4.29(2026/01/21時点)
最安価格:39,600円(2026/01/21時点)
細身で軽く、安定性も十分。脚は引っかかるが水平調整も簡単
1995年に創業した中国の三脚・撮影機材メーカー、BENROの「シアンバード カメラ用三脚 TCBA15FS20PROC」。縦位置でも撮影ができる設計のビデオ雲台を採用し、動画だけでなく静止画撮影用としても使える三脚です。楕円形の脚パイプ同士の摩擦は大きく、伸縮時に引っかかる場合がありました。一方で、雲台はなめらかに動き、カメラの動きはスムーズ。自由雲台が合わさったような構造の雲台で、水平を取るのも簡単でした。脚に衝撃を加えた際には三脚が細く振動したものの、カメラに衝撃を加えた際はほとんどブレませんで。撮影中、脚パイプに触れたり衝撃を加えないように注意すれば、ブレが気になることはまずないでしょう。脚パイプやセンターポールの形状が工夫されており、折りたたんだ本体は非常にスリム。雲台が大きく見えますが本体重量は1.22kgと軽量で、持ち運びは容易でしょう。
おすすめスコア:4.28(2026/01/21時点)
最安価格:6,460円(2026/01/21時点)
雲台の縦横のトルクの違いが気になるが、安定性は良好で軽量
堅実なものづくりで人気のある国内三脚専業ブランド、スリックの「GX 6400 VIDEO-LE」。なめらかに動くビデオ雲台と長いパンハンドルで、初心者でも操作しやすい設計のファミリー層向けビデオ三脚です。脚のロックレバーは操作しやすく好印象。脚の引っ掛かりもあまり気になりません。しかし、雲台のパン・チルト軸それぞれのなめらかさがやや異なるため、カメラを斜めに動かす場合に操作しにくく感じるおそれがあります。一方、カメラや脚に衝撃を加えてもブレは大きく目立たず、比較的安定しています。揺り戻しは小さく、実際に撮影していて気になる場面はほとんどないといえます。入門向けのビデオ三脚としては一般的な大きさで、持ち運びにくいことはないでしょう。本体重量は、平均的な三脚より小さめです。
おすすめスコア:4.27(2026/01/21時点)
最安価格:17,728円(2026/01/21時点)
ガタつきが気になるが、伸縮は楽でブレが収まりやすい
イタリアの映像・写真機器の総合メーカー、Manfrottoの「ビデオ三脚キット 290LIGHT+MVH400AH」。重いカメラに対応できる耐荷重と、軽量なオイルフリュード機構付き雲台を搭載し、手頃な価格で人気のビデオ三脚です。脚パイプはスムーズかつ素早く伸縮でき、開脚角度は2段階あるため水平の調整にはあまり苦労しませんでした。しかし、雲台やセンターポール周りに若干の遊びがあるのか、雲台から手を離した際にガタつきが見られます。カメラや脚に衝撃を加える検証では、ブレが少し見られますが比較的収まりやすいため、大きな問題にはならないでしょう。揺り戻しは小さく、カメラを動かしても映像に不自然な揺れはありませんでした。本体サイズは一般的なビデオ三脚と同程度。重量は小さくはないものの、重すぎて持ち歩けないというほどではないといえます。
おすすめスコア:4.24(2026/01/21時点)
最安価格:20,980円(2026/01/21時点)
手頃な価格で本格仕様。重いが、脚も雲台もなめらかに動く
海外でも人気のある創業70年の老舗国内三脚・一脚メーカー、平和精機工業の「Libec 650EX」。本格的なビデオ三脚に求められる機能を備えている割には軽量かつ価格を抑えており、市場の注目を集める商品です。脚の伸ばしやすさは非常に優れており、レバーロックも直感的かつ扱いやすいものでした。雲台もなめらかに動かせ、カメラを動かしても不自然ながたつきは生じないでしょう。内蔵のボールレベラーは一般規格よりも一回り小さいものですが、操作に不満はなく瞬時に水平を出せました。加えて、三脚・カメラに衝撃を与えてもブレは見られず、雲台を左右に振ったあとの揺り戻しも目立ちません。一眼カメラなどの重く本格的な機材を載せても問題ない安定性といえるでしょう。一方で、デジタル一眼や大型ビデオカメラといった本格的なカメラ用に作られているため、本体は大きく重め。持ち運びは楽ではないでしょう。
おすすめスコア:4.18(2026/01/21時点)
最安価格:7,480円(2026/01/21時点)
脚レバーが操作しづらいが、雲台はなめらかで軽量
独創的な技術開発と製品力で定評のある国内メーカー、ベルボンの「EX-447 VIDEO II 小型ファミリービデオ三脚」。細かな使い勝手に配慮したというビデオ雲台を搭載し、ホームビデオの撮影をしたい人に選ばれている人気のビデオ三脚です。脚の伸縮に引っ掛かりはあまりないものの、ロックレバーが小さく力を込めにくいため、瞬時にセットアップできないときもありました。使い勝手のよさを謳った雲台の動きは非常になめらかなので、カメラの向きを変えながらの動画撮影は簡単でしょう。安定性を検証すると、雲台の揺り戻しは少し目につき、衝撃を加えた際には小さなブレが見られました。ブレない三脚とはいえませんが、ホームビデオや日常の記録動画などの用途において、安定性は十分といえるでしょう。ファミリータイプのビデオ三脚で、本体は軽量かつ比較的コンパクトです。持ち運びはしやすいでしょう。
おすすめスコア:4.0(2026/01/21時点)
最安価格:14,199円(2026/01/21時点)
安定性は高く、雲台は高精度。しかし付属ケースは不便だった
中国の動画撮影向けの撮影機材メーカー、SmallRigの「CT180 ビデオ三脚」。一脚としても使える設計や2段階伸びるセンターポールが特徴の、多機能なビデオ三脚です。使いやすさの検証では、脚を固定するのに手首を3〜4回ほどひねる必要があり、面倒に感じました。また、脚パイプは伸縮時に引っかかることも。2段式のセンターポールはしっかり固定できず、カメラを載せると少しガタつく印象です。その反面、雲台はなめらかに動き、思いどおりの操作ができました。安定性の検証では、脚やカメラに衝撃を与えてもブレることはなく、安定性は高いといえます。カメラを左右に振ったときの揺り戻しもほぼなく、安定した映像が撮れるでしょう。本体は重くなく、持ち運び時にはコンパクトに収納できます。ただし、付属ケースには雲台を外した状態でないと入らず、使うたびに雲台を付け外ししなくてはなりません。
おすすめスコア:3.83(2026/01/21時点)
最安価格:8,528円(2026/01/21時点)
水平が上手く取れず、揺り戻しが非常に大きく目立った
映像業界でも人気の高いイタリアのメーカー、ヴァイテックイメージングの「JOBY COMPACT アクション」。独特のグリップ型雲台が目を引く、静止画・動画兼用の人気三脚です。脚ロックレバーは締めやすい一方で、脚パイプは伸縮時に引っかかることも。付属の雲台は遊びが大きく、水平を正確に出すことは難しい印象です。また、雲台はなめらかに動かず、カメラを思いどおりに動かせませんでした。安定性の検証では、ブレがやや目立ちました。カメラを左右に振った際の揺り戻しも大きく、カメラを動かしながらの動画撮影には不向きといえます。三脚本体は平均的なビデオ三脚と比べても小型・軽量。持ち運ぶ際に負担を感じることはまずないでしょう。
監修者:藤井智弘(写真家)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
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