運動会やホームビデオなど、家族の思い出を撮影するのに役立つビデオカメラ。ハンディカメラとも呼ばれ、パナソニックやハンディカムで有名なソニーなどのメーカーから多くのモデルが販売されています。しかし、4K対応・画質・ズーム機能・手ブレ補正・使いやすさ・コンパクトさなど、チェックすべきポイントが多く、安いものから高いものまで価格もさまざま。また、「買ってはいけない」「スマホで十分」といった悪い口コミもあり、どれを選ぶべきか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のビデオカメラ9商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのビデオカメラをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなビデオカメラは「知識がない人が扱っても、簡単にブレずに撮れる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなビデオカメラを「知識がない人が扱っても、簡単にブレずに撮れる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のビデオカメラ9商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:手ブレ補正の強さ検証②:画質のよさ(明所)検証③:画質のよさ(暗所)検証④:ピントの合いやすさ検証⑤:使いやすさ検証⑥:ノイズの少なさ
おすすめスコア:4.6(2026/01/21時点)
最安価格:110,299円(2026/01/21時点)
ビデオカメラを求めるすべての人に。高画質で使いやすい
SONY(ソニー)の「ハンディカム デジタル4Kビデオカメラレコーダー FDR-AX60」は、ビデオカメラを求めるすべての人におすすめです。画質・機能ともに優秀で、比較したなかで唯一ファインダーがついています。ファインダーを覗いて撮影すれば、両手でカメラをしっかり構えながら撮影する格好になるので、手ブレを軽減可能。また、モニターと違い日光の反射の影響がないため、明るい屋外でも撮影内容をしっかりと確認できますよ。使いやすさはとくに優れておりファインダーのほか、コールドシューやフィルター用のねじ切りもあるので拡張性が高め。タッチパネルに加え、電源・再生ボタンが独立しているので、操作しやすいといえます。バッテリーは交換式で1900mAhの大容量バッテリーも付属していました。明所でも暗所でも、高画質な映像が撮影可能。明所では細部まで解像感が高く、発色も自然できれいに撮影できました。暗所でもノイズが目立たず、かなりクリアな映像です。撮影場所を問わず4Kならではの高解像度を体感できるでしょう。手ブレ補正の強さも見逃せません。通常の手持ち撮影ではブレがほとんど気にならないレベルで、遠方の被写体でも細かなブレはほとんどなく安定していました。動いている被写体へのピント合わせもスムーズで、ズーミング中も不満なく使えます。音のノイズも少なく、子どもの声や演奏も聞き取りやすいでしょう。高スペックながら使いやすく、初心者から上級者まで幅広く満足できる1台。手ブレ補正つきで高画質なうえに機能が豊富なので、さまざまなシーンで撮影が楽しめます。ビデオカメラ選びに迷ったら、ぜひ最初にチェックしてみてくださいね。八幡康平(家電担当)のおすすめコメント本体はやや大きめですが、強力な手ブレ補正ときれいな4K画質を両立したハイスペック機。特筆すべきはファインダーで、直射日光が強く画面が見にくい場面で便利です。また、画面の光がほかの人の迷惑になりかねない発表会でもファインダー搭載モデルは活躍しますよ。子どもの成長をきれいに撮っておきたいすべての人におすすめです。
おすすめスコア:4.59(2026/01/21時点)
最安価格:92,560円(2026/01/21時点)
手軽に動画撮影したい人に。手ブレが少なくきれいに撮れる
ソニーの「ハンディカム ビデオカメラ FDR-AX45A」は、手軽にきれいな動画を撮影したい人におすすめです。手ブレ補正が強力でピントも合いやすく、きれいな画質で撮影できます。画質のよさの検証では、明所・暗所ともにきれいな映像を撮影でき、高評価を獲得。明所では十分な解像感があり、ノイズはほぼありません。暗所でもホワイトバランスが正確で、色の微妙な違いもしっかりと再現できました。誕生日ケーキのろうそくを吹き消すようなシーンでも美しい映像が撮れるでしょう。同メーカーの「FDR-AX60」と同じソフトウェアが使用されており、強力な手ブレ補正で揺れを抑えられました。動く被写体へのピント合わせはスムーズで、ズーミング中もピントが外れにくいので、見やすい映像を撮影できます。音質のノイズも少なく、聞き取りやすいでしょう。バッテリーは交換式で1900mAhの大容量バッテリーも付属されています。ただし、ファインダーがないため、必要な場合はほぼ同じ性能でファインダーつきの「FDR-AX60」がおすすめです。手ブレを気にせず手軽にきれいな動画を撮影したい人にぴったり。明るさに左右されずクリアな映像が残せて、使いやすい機能が備わっている魅力的な1台です。八幡康平(家電担当)のおすすめコメント上位モデルのAX60からファインダーを省略したモデルです。基本性能は変わらず、ファインダーがない分安価で若干軽量。画質も手ブレ補正も強力で、バランスのよい優等生といえるビデオカメラです。
おすすめスコア:4.39(2026/01/21時点)
最安価格:89,100円(2026/01/21時点)
発表会の動画撮影に。音のノイズが少なくピントが合いやすい
パナソニックの「Panasonic デジタルビデオカメラ HC-VX2MS」は、演奏会や発表会の動画撮影におすすめです。ズームしてもピントが合いやすく、ノイズが少ないクリアな音質で、舞台上の人の表情や音声をしっかりと記録できます。握ったときに指1本で操作できるズームレバーやアクセサリー用のコールドシューがあり、使いやすさも魅力のひとつ。バッテリーは交換式で大容量1940mAhのバッテリーが付属しているので、長時間の撮影にも対応できます。明所の撮影では肌の血色が悪く見えることがあったものの、暗所では色の違いがわかりやすく、ノイズが目立ちにくい印象です。どちらの環境でも解像感やノイズの少なさは良好で、全体として見れば4Kならではの高い解像感によるシャープな映像といえるでしょう。また、動きのある被写体にもしっかりとピントを合わせられ、ズーミング中は人物の認識が早かった点も魅力です。一方で、手ブレ補正は、大きな揺れは抑えられたものの、小刻みな揺れが気になりました。総じて、発表会や演奏会などでの動画撮影に適した高性能なビデオカメラといえます。シーンによっては手ブレが少し気になる可能性があるものの、ピントの合いやすさとクリアな録音性能が光るでしょう。八幡康平(家電担当)のおすすめコメントきれいな4K画質を実現しつつ軽量なのが特徴の商品。ビデオカメラのなかでは広角に撮れるのも魅力で、教室の後ろから全体を撮ったり、運動場の全景を撮ったりするのに向いています。子どもが不意にレンズに触れないよう、保護フィルターをつけることも可能です。
おすすめスコア:4.39(2026/01/21時点)
最安価格:95,354円(2026/01/21時点)
USB Type-C対応の4Kモデル。解像感が良好
パナソニックの「デジタル4Kビデオカメラ HC-VX3-K」は、4K撮影に対応した上位モデルのビデオカメラ。184万ドットのタッチパネル、光学24倍ズーム、5軸手ブレ補正を備えています。2色展開で、USB Type-C端子によるモバイルバッテリー充電が可能です。ややコントラストが強く明るい屋外での白飛びは気になったものの、4Kモデルらしく解像感は良好でクリアな映像が撮れました。3880mAhの大きなバッテリーが付属しており、長時間の撮影をすぐにできるのも魅力といえるでしょう。一方で、大きなブレは抑えられるものの完全になくせるわけではなく、ブレが大きくなるシーンでは小刻みにカタカタ揺れている映りでした。撮影中の姿勢には気をつけましょう。新機種が出る機会が少ないビデオカメラのなかでは、USB Type-Cケーブルに対応している点が大きな強み。多くのケーブルを持ちたくない人にとって候補となる商品です。八幡康平(家電担当)のおすすめコメント前モデルにあたる「HC-VX2MS」との大きな違いは、USB Type-Cケーブルで充電できる点・64GBの内蔵メモリが非搭載となった点・付属するバッテリーの容量が倍になった点の3つです。性能そのものに大きな差はないので、安さを重視するなら「HC-VX2MS」を選ぶのも手といえます。
おすすめスコア:4.34(2026/01/21時点)
最安価格:75,000円(2026/01/21時点)
屋内外問わずきれいに撮影。音質がクリアで録音性能も高い
パナソニックの「デジタル4Kビデオカメラ HC-VX992MS-R」は、周りの明るさに関係なくきれいな映像を撮影したい人におすすめのビデオカメラです。明所でも暗所でも画質が良好。ズームしてもピントが合いやすく、音質もクリアで雑音も気になりにくいでしょう。画質のよさの検証では、明暗問わず解像感が高く細部までシャープに映りました。暗所では影になる部分が潰れがちでしたが、ホワイトバランスが自然で、ノイズも目立ちにくく十分にきれいな画質です。使いやすさの検証でも高評価を獲得。モニターのチルト機構や指1本で操作できるズームレバーなど、使いやすいよう設計されています。バッテリーは交換式で大容量1940mAhのバッテリーが付属しているので、長時間イベントの撮影にもぴったりです。ピントの合いやすさも優秀で、動く被写体に素早くピントを合わせ、ズーミング中も顔をしっかりと捉えられました。しかし、手ブレ補正の強さの検証ではとくに上下方向の揺れを補正しきれず、段差での揺れが気になる結果に。手持ちして動かずに撮影するぶんには手ブレは気にならないものの、ズーム時もブレが目立ちそうです。とはいえ、明るさに左右されず高画質で撮影できるのは魅力。手ブレ補正にこだわらないなら、選択肢に含めてもよいでしょう。八幡康平(家電担当)のおすすめコメント大手メーカーの4Kビデオカメラとしてはトップクラスに軽いモデルです。4K解像度と軽さを両立したい人におすすめですが、フルHDでの撮影時には画角がスマホよりも狭めになる点には注意が必要です。
おすすめスコア:4.3(2026/01/21時点)
最安価格:72,340円(2026/01/21時点)
ピント合わせが速く操作も快適。ノイズの少なさが魅力的
パナソニックの「デジタルビデオカメラ HC-V900-K」は、フルハイビジョン対応のビデオカメラです。5軸手ブレ補正や光学24倍ズームを搭載。USB Type-C端子によりモバイルバッテリーから充電可能で、多様なシーンでの撮影に対応します。4Kモデルには解像感で及ばないものの、暗所でもノイズが目立ちづらかった点は好印象。ホームビデオの記録用であれば十分な画質があります。ピントも合いやすく、手ブレ補正も大きな揺れは抑えられていました。カタカタとした細かい揺れは残っていたので、大きくブレないよう注意して撮影しましょう。1940mAhのバッテリーが付属し、3880mAhの大型バッテリーにも交換可能。動画撮影に必要な端子もひと通りそろっており、使いやすさは良好です。ホームビデオの撮影が目的で、充電の取り回しがよい商品がほしいなら候補に入るでしょう。
おすすめスコア:4.23(2026/01/21時点)
最安価格:52,867円(2026/01/21時点)
手ブレ補正が強力。軽量コンパクトで長時間の撮影向き
ソニーの「SONY デジタルHDビデオカメラレコーダー HDR-CX680-W」は、手ブレに強くコンパクトなビデオカメラを探している人におすすめ。重さが約305gと軽量かつコンパクトで、長時間の撮影でも疲れにくいでしょう。手ブレ補正が強力で大きな揺れを抑えられたことで、かなり安定した映像が期待できます。超近接部分でもブレがほとんど気にならず、全体的にとても安定している印象。また、動く被写体やズーミング中のピント合わせが良好で、ほとんどズレることなくスムーズでした。使いやすさも高評価。モニターが開いてチルトしたり、握ったときに指1本でズームレバーを操作できたりと比較したほかの商品と同様の機能が備わっています。バッテリーは交換式で1950mAhのバッテリーも付属しており、HDMI端子・オーディオ端子・外部マイク端子も備えていました。一方で、画質は明所・暗所ともに高評価に届かず。明所では細部が粗い印象で、暗所では若干ノイズも発生しました。フルHD画質なので、4K画質に慣れている人は細部の解像感などに物足りなさを感じる場合も。音質も雑音が気になり、クリアとはいえません。画質や音質はやや物足りないものの、手ブレ補正の強さとコンパクトさを重視する人なら十分選択肢になり得ます。
おすすめスコア:4.13(2026/01/21時点)
最安価格:61,674円(2026/01/21時点)
片手で長時間撮影しやすい、約261gの軽量モデル
パナソニックの「Panasonic デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V495M-K」は、片手で長時間撮影をしたい人の候補になる商品。本体重量が約261gと軽く、長時間使用しても疲れにくいでしょう。チルト可能なモニターや指1本で操作できるズームレバーを備えており、快適に使用できる設計といえます。バッテリーは交換式で大容量1940mAhのバッテリーが付属しているので、その点でも長時間撮影に向いていますよ。ピントの合いやすさの検証では、動く被写体にもしっかりとピントを合わせられ、ズーミング中でも人物の顔にピントを維持できました。しかし、手ブレ補正はあまり強くなく、大きなブレはある程度抑えられましたが、細かなブレを抑えきれず周辺部に揺れが見られました。フルHD画質なので、4Kの商品に比べるとやや粗めの解像感といえます。明所・暗所ともに十分な画質ではあるものの、若干のノイズが見られる結果に。とくに暗所ではオートホワイトバランスの精度が低く、全体の色味にも違和感がありました。長時間の撮影でも気軽に使える本体の軽さが魅力のビデオカメラです。画質や手振れ補正に気になる点はあるものの、一般的な使用であれば大きな不満は感じにくいでしょう。
おすすめスコア:4.01(2026/01/21時点)
最安価格:36,300円(2026/01/21時点)
手ブレ補正と操作性は良好。画質とピント精度に課題あり
ケンコー・トキナーが展開する「デジタルビデオカメラ KC-Z4K10」は、4K対応のエントリーモデル。軽量約276gで携帯性に優れ、タイムラプスやスローモーション撮影機能を備えています。手ブレ補正の強さでは、とくに大きなブレを抑えられていました。しかし、常に小刻みに震えるようなカクつきはあったため、撮影中の姿勢には注意が必要です。4K対応を謳っているものの解像感は高くなく、とくに望遠側ではノイズがあるうえに明らかにカクカクとした映り。暗所では望遠側のノイズがさらに強まり、スマホでの動画にも及ばない印象でした。また、ピントの調整自体はできているものの、まばたきのように数秒ごとに画面全体のピントが何度も外れたのが気になります。大事な瞬間が映らない可能性があることを割り切る必要があるでしょう。安価で手に入るのはメリットですが、スマホで高画質な動画を撮影できる現在ではスペック不足な印象です。
監修者:西尾豪(写真家)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
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