壁に穴をあけずに、付属の窓枠に置くだけで取りつけられる窓用エアコン。ウインドウエアコンとも呼ばれており、エアコンと同じ仕組みで室温を下げられ、エアコンの設置が難しい部屋でも活躍します。とはいえ、コロナやトヨトミ、ハイアールなどのメーカーからさまざまなモデルが販売されており、どれが涼しく電気代も抑えられる商品なのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の窓用エアコン13商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの窓用エアコンをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな窓用エアコンは「涼しいうえに電気代も抑えられ、狭い部屋向けの安価なエアコンとして十分に機能する商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな窓用エアコンを「涼しいうえに電気代も抑えられ、狭い部屋向けの安価なエアコンとして十分に機能する商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の窓用エアコン13商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:冷房能力の高さ検証②:電気代の安さ検証③:静音性の高さ検証④:取りつけのしやすさ検証⑤:使い勝手のよさ検証⑥:お手入れのしやすさ
おすすめスコア:4.68(2026/01/21時点)
最安価格:75,800円(2026/01/21時点)
短時間で一気に冷えた!冷房重視なら迷わず選びたい一台
トヨトミの「窓用エアコン TIW-A16P」は、適用畳数が50Hzで4~6畳、60Hzで4.5~7畳に対応するモデル。窓用エアコンのなかでも高めの価格に位置づけられます。冷房運転開始から10分後の室温が平均26.2℃・30分後には平均23.8℃まで下がるという優秀な結果を記録しました。冷却効果は全商品中でもトップクラスで、暑い部屋をすぐに快適にしたい人にとっては非常に頼れる一台といえるでしょう。また、タイマーやリモコン、自動内部乾燥機能など使い勝手やお手入れにも配慮されており、ストレスなく使いやすい印象です。一方で、冷房の強運転では49.6dBと窓用エアコンとしては控えめな数値ながら、それでも音の大きさはやや気になる水準。さらに、窓枠の設置時には仮止めの段階からドライバーが必要で、本体を窓枠に押し込むのにも力がいるため自分で設置する難易度が高い点には注意が必要です。力に自信がないなら、設置は依頼するのが無難でしょう。冷房性能を最優先したい人や、自動の内部乾燥で清潔に使い続けたい人には非常におすすめです。設置の手間や価格面が問題ない人にとっては高い価値があるといえるでしょう。
おすすめスコア:4.61(2026/01/21時点)
最安価格:49,800円(2026/01/21時点)
高い冷房能力と取り付けやすさが魅力。自分で設置するなら
コロナの「ReLaLa ウインドエアコン CW-16A4」は、50Hzの地域で冷房能力1.4kWの窓用エアコン。適用畳数は50Hzで4~6畳、60Hzで4.5~7畳とされ、ワンルームや小さめの居室に適しています。検証では、10分後の室温が平均27.1℃・30分後には平均25.5℃に下がるという結果でしっかりとした冷房効果が確認されました。また、1時間あたりの電気代は約13.6円で、窓用エアコンのなかではコストを抑えつつ快適に使用できる性能を備えています。窓枠を窓に取り付ける際に手で回して仮止めでき、本体を枠にはめるのも簡単に行えるため、依頼せずとも取り付けしやすいのも魅力といえるでしょう。一方で、冷房の強モードで運転音が49.6dBという結果となり、寝室など静かな環境で使用したい人にとってはやや気になる水準です。また、内部乾燥機能は備えていますが手動で行う必要があります。少なくとも、シーズンオフの前には忘れずに行いましょう。冷房機能を重視しつつ、価格や電気代とのバランスを求める人や自分で設置したい人におすすめ。必要十分な機能に絞って無駄を省きたい人にはぴったりでしょう。
おすすめスコア:4.59(2026/01/21時点)
最安価格:61,473円(2026/01/21時点)
冷房性能が高く、取り付けも楽なパワフルモデル
コロナが展開する「ReLaLa ウインドエアコン CW-1825R」は、50Hzの地域で冷房能力1.6kWのモデル。適用畳数の目安は50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳とされています。10分後の室温が平均27.2℃・30分後は平均24.5℃にまで下がる結果が得られ、短時間での冷却性能がしっかり確認されました。タイマーや除湿、リモコンといった付属品や付加機能による基本機能も充実しており、使いやすさも十分。さらに、取りつけ面でも手で回せるネジを採用しているうえ本体の設置もしやすく、細かな配慮が見られる点が魅力です。一方で、運転音は冷房の強モード時に51.1dBとやや大きく、寝室など静かな室内での使用には適さない可能性があります。また、内部乾燥機能は手動のみ。毎回行うのは手間がかかりますが、シーズンオフの前には行っておくのがおすすめです。1.4kWのモデルよりも部屋を冷やせたため、少し広めの部屋で使いたい人や暑がりの人に適した選択肢といえるでしょう。
おすすめスコア:4.55(2026/01/21時点)
最安価格:83,800円(2026/01/21時点)
高い冷房性能と多機能性の両立。設置のしづらさは気になる
トヨトミの「窓用エアコン TIW-AS18P」は50Hzの地域で冷房能力1.6kWのモデルで、適用畳数の目安は50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳とされています。人感センサー付きのハイエンドモデルです。10分後の平均室温が27.8℃・30分後には平均25.6℃まで下がり、比較的早い段階での冷却効果が確認されました。タイマーやリモコン、除湿といった基本的な機能はもちろん自動の内部乾燥機能や人がいなくなったことを検知して自動でオフになる人感センサー機能も備えており、多機能な点も魅力です。一方で、運転音は冷房の強モードで47.2dBとやや大きく、静かな環境での使用には適していない結果でした。また、窓枠の仮止めも含めて取り付けにはすべてドライバーが必須で力も必要。DIYに不慣れな人には負担が大きいでしょう。設置の手間はありますが、多機能性と冷房性能を重視する人にはおすすめの商品です。
おすすめスコア:4.54(2026/01/21時点)
最安価格:55,530円(2026/01/21時点)
冷房性能と使い勝手が両立。騒音が気にならなければ買い
中国・青島発の家電ブランドであるハイアールジャパンセールスの「窓用 ルームエアコン JA-W18A」は、適用畳数が50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳が目安のモデルです。運転開始10分後の室温が平均26.7℃まで下がり、30分後には平均24.8℃とトップクラスの冷房能力を発揮。暑い日でもすぐに涼しさを感じられるでしょう。また、タイマーやリモコン操作といった基本機能がそろっており、普段使いには十分です。一方で、冷房の強モードでは運転音が52.7dBという結果で、就寝時など静かな環境で使いたい人には不向きといえるでしょう。また、内部乾燥機能を備えていません。シーズンオフの際には、代わりに送風運転を使いましょう。短時間での冷却性能やシンプルな操作性を重視する人にはおすすめです。静音性や付加機能にこだわりがないなら、価格とのバランスにも優れた選択肢といえるでしょう。
おすすめスコア:4.54(2026/01/21時点)
最安価格:80,507円(2026/01/21時点)
排水不要で取り付けも簡単。清潔さを保つ機能も搭載
コロナが展開する「ReLaLa ウインドエアコン CW-FA1825R(W)」は、冷房に特化した窓用エアコンの上位モデルで、換気機能やドレン水除菌、マイナスイオン機能を備えています。運転開始10分後の室温は平均27.8℃・30分後には平均25.6℃まで冷え、冷房性能はしっかりと確認されました。加えて、タイマー設定は1〜12時間を1時間刻みで柔軟に設定でき、リモコンや除湿機能も搭載。窓枠を窓に取り付ける際、ドライバーを使わずに仮止めができるなど、取り付けの面でも一定の配慮が見られました。ノンドレン式で排水の手間がなく、手動ではあるものの内部乾燥機能も搭載しています。静音性は冷風強モード時で45.9dBと窓用エアコンのなかでも比較的静かに使えるレベルですが、冷房弱モードにしても44.5dBとそこまで静かにならない点は注意が必要です。50Hz地域での冷房能力は1.6kWで、適用畳数の目安は50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳。自分で取り付けがしたい人や清潔さに気を配りながら使いたい人に向いている一台といえるでしょう。
おすすめスコア:4.51(2026/01/21時点)
最安価格:74,190円(2026/01/21時点)
冷暖房をこれ1台でカバー。排水処理が必要な点は注意
コロナの「ReLaLa ウインドエアコン 冷暖房兼用タイプ CWH-A1825R-W」は、冷房・暖房どちらにも対応した多機能型の窓用エアコン。適用畳数の目安は50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳です。やや高い価格帯であるものの、冷暖房を1台でまかなえることを考えると妥当な水準といえるでしょう。暖房機能を搭載しているのはもちろん、除湿機能やリモコン付属といった基本的な機能面もカバー。使い勝手は満足できるレベルといえるでしょう。冷房能力も優れており、10分後の平均室温は27.4℃、30分後には平均25.1℃と、十分な冷却効果が期待できる水準でした。暖房機能を搭載しているぶん、ノンドレン方式に非対応なのはネック。取り付けの際には排水の処理が必要です。また、冷房モードで最大風速に設定した際の運転音は48.9dBと、音が気になる環境ではやや使いづらい印象。しかし、窓用エアコンのなかでは静かなほうではあります。エアコンがない部屋の空調を1台で賄えるのは大きなメリット。しかし、ヒーターやストーブほどに暖房性能が強いわけではないので、北国に住んでいる人は注意しましょう。
おすすめスコア:4.49(2026/01/21時点)
最安価格:44,493円(2026/01/21時点)
冷房性能と価格のバランスが優秀。静音性はやや気になる
中国・青島に本社を置く家電メーカー、ハイアールジャパンセールスの「窓用 ルームエアコン JA-W16A」は、適用畳数の目安が50Hzで4~6畳、60Hzで4.5~7畳とされるモデル。窓用エアコンのなかでは手に取りやすい価格で販売されています。運転開始から10分後の室温は平均27.3℃・30分後には平均26.1℃まで下がり、一定の冷却性能が確認されました。夏場に十分頼れる性能といえるでしょう。冷房効果を重視する人には満足度の高い選択肢になります。また、タイマー機能やリモコン付属、除湿機能といった基本的な機能が備わっており、普段使いのなかで不便に感じる場面は少ないでしょう。一方で動作音が52.3dBと大きめであるため、就寝時など静かにしたい場面での使用には適していない可能性があります。また、内部乾燥機能は搭載していません。シーズンオフの際などカビ対策として内部の水分を飛ばしたい場合は、送風機能を使いましょう。基本機能がしっかりしているもので、価格とのバランスを重視したい人にとっては選択肢のひとつになるでしょう。静音性やお手入れ機能にこだわりがなければ、冷房専用機として実用的な1台です。
おすすめスコア:4.47(2026/01/21時点)
最安価格:45,800円(2026/01/21時点)
狭い部屋に向く。安価で取りつけやすく、冷房能力も上々
コロナの「ReLaLa ウインドエアコン CW-1624R(WS)」は、部屋がそれほど広くない人や安価な窓用エアコンがほしい人なら検討の余地があります。畳数の目安は、50Hzで4~6畳・60Hzで4.5~7畳です。冷房能力の検証では、運転から10分後に部屋の四隅の平均室温が約1.4℃、30分後には約3.6℃低下しました。一気に冷やすのはあまり得意ではありませんが、確実に涼しさは感じられるでしょう。ただし、部屋の奥では左右差が1℃以上あったので、狭い部屋での使用をおすすめします。使い勝手はよく、1時間単位で最大12時間までのオン・オフタイマー設定が可能。オフタイマー設定時はおやすみ自動運転に切り替わり、就寝後に冷えすぎないよう自動で設定温度を徐々に上げられます。ノンドレン式でお手入れも簡単。手動ですが内部乾燥機能もあり、シーズンオフの際に重宝しそうです。取りつけの動画解説があり、説明書のQRコードを読み取るだけで確認できるため、設置には困りません。説明書には、部品の説明や設置後のチェックリストを記載。手で回せるネジも多いため、工具に慣れていない人でも扱いやすいでしょう。最大風量での運転音は50.8dBとやや大きく、静音性はいまひとつでしたが、総合的に見て不満が少ない商品といえます。価格は4万円台と窓用エアコンのなかでは手頃。かつ1時間使用時の電気代が約13.6円と安いのも魅力です。一人暮らしなど狭い部屋で手軽にエアコンを使いたいなら、要チェックでしょう。
おすすめスコア:4.46(2026/01/21時点)
最安価格:62,291円(2026/01/21時点)
電気代重視の人に好相性。冷房能力はもう一歩
小泉成器が展開する「ルームエアコン(冷房除湿専用) KAW-19251/W」は同社の窓用エアコンのなかでも上位モデルに位置づけられており、市販のエアコン洗浄スプレーを使って熱交換器の洗浄が可能。適用畳数の目安は50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳です。電気代の安さと使い勝手のよさにおいて、満足できる結果が得られました。運転時はこまめにオン・オフを繰り返していたことで1時間あたりの電気代の目安は約11.2円と、ランニングコストを抑えられたのが特徴です。また、オフ・オンタイマーはもちろんリモコン操作や除湿機能も搭載されており、基本機能はしっかりそろっています。一方で、オン・オフを繰り返しながら運転していたからか室温は10分後で平均27.9℃、30分後には平均26.6℃と上位には及ばない結果でした。また、最大風速時の運転音は51.4dBと、動作音が気になる場面ではストレスになる可能性があります。静音性や即効性を重視する人には不向きでしょう。部屋の冷え具合よりも電気代の安さを重視するのであれば、検討すべき商品といえます。
監修者:齊藤雅也(札幌市立大学デザイン学部 教授)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


