米イーサリアム投資企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(NYSEアメリカン:BMNR)は20日、1月12~19日の期間に35,268 ETH1(本記事執筆時点の価格で約169億円相当)を追加購入したと発表した。これにより同社のイーサリアム
ETH保有量は約420万ETHに達し、その評価額は約2兆円にのぼる。
発表によると、1月19日時点での同社のポートフォリオは、4,203,036 ETH、193 BTC(約27億円相当)、エイトコ社への出資分2,200万ドル(約34億円)、および現金9億7,900万ドル(約1,543億円)で構成されている。総資産額は145億ドル(約2.2兆円)に達し、世界第1位のイーサリアム・トレジャリーの座を盤石なものとしている。
企業による暗号資産(仮想通貨)保有ランキングにおいて、ビットマインは世界第2位の規模を誇る。第1位は709,715 BTC(約10兆円相当)を保有するストラテジー社だ。ビットマインはイーサリアムの総供給量の5%取得を目標に掲げており、現在はその約70%にあたる3.48%をすでに確保している。
同社は保有するイーサリアムのステーキング運用も加速させている。1月19日時点で、ステーキング中のイーサリアムは1,838,003 ETH(約8,810億円)に達し、過去1週間で約58万ETH増加した。プレスリリース時点での複合イーサリアムステーキングレート(CESR)である2.81%に基づき、巨額のインカムゲインを見込んでいる。
ビットマインの会長トム・リー氏は、「当社は世界中のどの事業体よりも多くのイーサリアムをステーキングしている」と自信を見せる。同氏の試算では、同社保有のイーサリアムが完全にステーキングされた場合、年間3億7,400万ドル(約590億円)、1日あたり100万ドル(約1.5億円)以上の報酬が発生する見込みだという。
同社は現在、独自のステーキングソリューション「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」を開発中だ。2026年初頭の展開を目指しており、現在は3つのプロバイダーと提携している。将来的にはこの米国製バリデータネットワークを通じ、安全かつ最高クラスのインフラを提供する計画である。
市場に流通するイーサリアムの相当量を同社が吸収し続ける状況は、需給バランスを引き締め、中長期的な価格の下支え要因となる可能性もあるだろう。
関連:ビットマイン、ミスタービーストに2億ドル出資──イーサリアムとクリエイター融合
関連:「多くのDAT企業はNAV割れ、バブルは既に崩壊 成功するDATは2社のみ」=ビットマイン会長
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.7円、1 ETH=479,360円、1 BTC=14,358,406円)
関連銘柄:
ETH
BTC
︎

