マニラ、フィリピン - RapplerのシニアインベスティゲイティブレポーターであるLian Buanが、ワシントンD.C.を拠点とする国際女性メディア財団(IWMF)が授与する2026年エリザベス・ノイファー・フェローシップの次点に選ばれました。
IWMFは毎年、世界中から1名の女性ジャーナリストを選出し、アメリカのボストンにあるマサチューセッツ工科大学国際研究センターで6ヶ月間のフェローシップを行います。
亡命ロシア人ジャーナリストのLilia Yapparovaが2026年エリザベス・ノイファー・フェローに選ばれました。このフェローシップは、2003年にイラクで取材中に殺害されたジャーナリストにちなんで名付けられています。
「Yapparovaはロシアのウクライナ侵攻を引き続き取材しています。彼女は侵攻開始時にクラマトルスクから報道した唯一のロシア人ジャーナリストであり、占領下のチェルニヒウ内部から報道した数少ないジャーナリストの一人でした」とIWMFは述べています。
「リリアはエリザベス・ノイファーの報道精神を体現し、極度の危険に直面しながらも人権侵害の証人となっています」とIWMF事務局長のエリサ・リース・ムニョスは述べました。
このフェローシップは、人権と社会正義に焦点を当てる女性ジャーナリストに授与されます。
Buanは、Rapplerでの彼女の仕事により次点に選ばれました。彼女は「フィリピンの刑務所での不正行為、詐欺拠点の不正資金の流れ、活動家や先住民指導者の殺害・誘拐・迫害、そして最近では国内最富裕層が関わる民営化された水道の腐敗した政府契約」について調査してきました。
「Buanはまた、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅戦争と彼の疑惑のある死のスクワッドについても調査した」とIWMFの発表は述べています。
「私の仕事はフィリピンメディアの同僚たちの仕事によって形作られており、この発表を私たちの集団的な仕事への評価として受け止めています。現在、その多くが良くても埋もれ、最悪の場合は信用を失っている時代において」と発表後にBuanは述べました。
– Rappler.com


