日本では2014年に発売された家庭用ゲーム機・PS4。世界累計販売台数は1億台を超え、次世代機のPS5が発売された現在でも、新作タイトルが登場するほど根強い人気を誇っています。長く遊んでいるとストレージ容量が不足し、SSDの増設や換装を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、HDDとの違いや適切な容量、実際にロード時間はどれだけ速くなるのかなど、わからないことが多いですよね。今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のPS4・PS4 Pro対応SSD13商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのPS4・PS4 Pro対応SSDをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなPS4・PS4 Pro対応SSDは「ロード・起動の時間が短く、冷却性能が高い商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。マイベストで全13商品の「PS4・PS4 Pro対応SSD」ランキングを見る売れ筋の人気PS4・PS4 Pro対応SSD全13商品を徹底比較!今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のPS4・PS4 Pro対応SSD13商品を集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。なお、mybestではロード・起動の時間が短く、冷却性能が高いものを優れたSSDと定義しています。PlayStationの公式が定める条件に当てはまっているSSDを集めて、一律で検証しました。具体的な検証内容は以下のとおりです。検証①:ベンチマークテスト検証②:PS4読み込み時間検証③:PS4 Pro読み込み時間検証④:冷却性能おすすめ人気ランキング【1位】EXCERIA PLUS(キオクシア)おすすめスコア:4.64(2025/12/09時点)最安価格:14,480円(2025/12/09時点)読み込み速度が速くロードがサクサク!熱もこもりにくい2017年に設立された日本の半導体メーカー、キオクシアの「EXCERIA PLUS」。独自技術による高速転送を謳っており、データ読み書き速度の公称値は1,000MB/sを超えています。ベンチマークテストでは、64GBのデータでも読み込み速度が速く、公称値と同等のスピードを記録しました。書き込み速度は公称値を下回ったものの、ほかの商品にも劣らない速さで書き込み可能。ベンチマークスコアが高いので、PC用としても十分な性能といえます。PS4での使用時は、「エルデンリング」のロード時間が平均13秒43、起動時間は平均32秒55とどちらも速く、快適にプレイできました。PS4 Proでもロード時間が平均10秒93、起動時間の平均が28秒89と高速。どちらで使ってもSSDならではの素早いロードを体感できるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は41.1℃で、適正温度である50℃以下を常に保てていました。米国MIL規格の落下試験に準拠した高い耐久性を備えており、サイズも小さいため持ち運びにも便利。PS4以外の用途でも活躍できる、高性能な外付けSSDです。【2位】ポータブル SSD(Sandisk)おすすめスコア:4.61(2025/12/09時点)最安価格:17,430円(2025/12/09時点)ベンチマークスコアは全商品中トップ。実使用時の速度も十分Sandiskの「エクストリームポータブルSSD」は、前世代に比べて転送速度が約2倍になったと謳う商品で、5年間の限定保証に対応しています。ベンチマークテストでは、公称値とほとんど変わらないデータ読み書き速度を記録し、今回検証した商品のなかで最も高いスコアでした。PS4でのロード時間は13秒55で、起動時間が平均32秒77。PS4 Proでのロード時間は平均10秒79、起動時間が平均30秒02で実使用時のスピードも十分に高速といえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は45.6℃。表面が熱くなることはありませんでしたが、熱が冷めていくスピードは少し遅めに感じました。長時間の使用時には50℃を超える可能性もあるので注意が必要ですが、転送速度を求める人におすすめの商品です。【3位】X6 ポータブルSSD(シー・エフ・デー販売)おすすめスコア:4.59(2025/12/09時点)最安価格:5,980円(2025/12/09時点)熱がこもらず、故障リスクは少なめ。長時間プレイにおすすめSSDやPC用メモリを手掛けるアメリカのメーカー、Crucialの「X6 ポータブルSSD」。USB Type-Cで接続するタイプの商品ですが、USB Type-Aの変換ケーブルを使えばPS4・PS4 Proでも接続可能です。ベンチマークテストでは、読み込み速度が公称値の800MB/sを上回る数値を記録することもありました。書き込み速度は公称されていないものの、読み込み速度と同等のスコアを記録。読み書きがどちらも高速で、性能の高さが感じられました。PS4の使用時には、ロード時間が平均13秒90、起動時間が平均32秒98。PS4 Proの使用時は、ロード時間の平均が11秒03、起動時間が平均28秒82でした。ロード時間はほかのSSDに比べるとほんの少し遅めではありますが、プレイ中に速度でストレスを感じることはないでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は31.8℃。転送開始から終了までほとんど温度が変わらず、30℃前後で安定していました。熱がこもりにくい商品なので、長時間プレイしても故障リスクが低いといえるでしょう。【4位】MX500(Crucial)おすすめスコア:4.45(2025/12/09時点)最安価格:10,990円(2025/12/09時点)実使用時の転送速度が速く、内蔵型ながら熱がこもりにくい1996年に設立されたアメリカのPC周辺機器メーカー、Crucialの「MX500」。容量のタイプが250GB・500GB・1TB・2TB・4TBと幅広いほか、電力消費と発熱量が少ないと謳っている商品です。ベンチマークテストでは、読み書きのどちらも公称値より低いスコアで、あまり高くありませんでした。一方で、「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4のロード時間が平均13秒86と十分な速度だったうえ、起動時間は全商品中最速の平均31秒55を記録。PS4 Proでもロード時間の平均が10秒76、起動時間が平均28秒97と高速で、快適にプレイできました。64GBのデータ転送時の最高温度は39.2℃。外気に触れにくいため、熱がこもりやすい内蔵型の商品ながら40℃を下回りました。評価対象ではありませんが、PS4 Pro本体の起動時間は平均23秒71で、もともと内蔵されているHDDよりも約5秒ほど短縮可能。内蔵型のSSDを探している人に最もおすすめの商品です。【5位】SSD-PGU3Cシリーズ(バッファロー)おすすめスコア:4.43(2025/12/09時点)最安価格:8,000円(2025/12/09時点)速度はそこそこだが冷却性能が優秀。長時間プレイする人向け愛知県に本社を構えるPC周辺機器メーカー、バッファローの「ポータブルSSD SSD-PG1.0U3-BC」。ブラックとホワイトの2色から選べるほか、容量も250GB・500GB・1TB・2TBと幅広く展開している商品です。ベンチマークテストは、ほかの商品よりもやや低めのスコアでしたが、公称値と同等の速度を記録しました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4のロード時間が平均13秒86、起動時間が33秒28とまずまず。PS4 Proのロード時間が平均11秒04、起動時間は平均30秒26で今回検証した商品のなかで最も遅かったものの差が小さく、SSDの転送速度の速さを十分に体感できるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は34.8℃。触ってもほとんど熱を感じず、冷却性能に優れている印象を受けました。やや大きめのサイズで速度もまずまずですが、長時間プレイすることが多い人にはおすすめです。【6位】ウルトラ 3D ソリッド ステート ドライブ(Sandisk)おすすめスコア:4.43(2025/12/09時点)最安価格:13,774円(2025/12/09時点)ベンチマークはまずまずだが、PS4 Proでの転送が高速世界的なシェアを誇るアメリカのストレージメーカー、Sandiskの「ウルトラ 3D ソリッド ステート ドライブ」。独自技術により電力消費を抑えているため、静音性と冷却性能に優れていると謳っています。ベンチマークテストでは、読み書き速度の公称値を少し下回るスコアで、やや物足りない印象を受けました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒73とまずまずだったものの、起動時間は平均34秒18で今回検証した商品のなかで最遅。一方、PS4 Proでの検証ではロード時間が平均10秒72、起動時間が28秒71と高速だったため、PS4 Pro用の内蔵型を探している人向けといえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は40.1℃。とくに接続されている端子部分に熱がこもっていましたが、それでも十分な冷却性能といえます。評価対象ではありませんが、PS4 Pro本体起動時間は平均22秒18で、もともと内蔵されているHDDよりもおよそ6秒前後の短縮ができました。【7位】Portable SSD T7(Samsung Electronics)おすすめスコア:4.42(2025/12/09時点)最安価格:13,980円(2025/12/09時点)書き込み速度が少し物足りないが、ゲームのロードは高速総合電子部品を手掛ける韓国の大手ブランド、Samsungの「Portable SSD T7」。表面がサラッとした手触りなのが特徴で、同ブランドの独自技術により温度が常に48℃未満になるよう制御されていると謳っています。ベンチマークテストでは、読み込み速度は公称値と同等で非常に高いスコアでしたが、書き込み速度が公称値を大きく下回りました。それでも、PS4・PS4 ProではSSDからデータが書き込まれる機会は少ないので、そこまで気にならないでしょう。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒86、起動時間が平均33秒43。PS4 Proではロード時間が平均10秒72と高速で、起動時間は平均30秒43で少し遅めではありますが、どちらの機種でも十分な速度で読み込めるといえます。64GBのデータ転送時の最高温度は41.4℃。メーカーが謳うとおり、冷却性能には優れている印象を受けました。大容量データの書き込みには向いていませんが、長時間プレイするゲーマーにおすすめの外付けSSDです。【8位】SSPH-UAシリーズ(アイ・オー・データ機器)おすすめスコア:4.38(2025/12/09時点)最安価格:9,668円(2025/12/09時点)ベンチマークスコアはそれなりだが、ゲームの起動時間が速いPC周辺機器を販売する日本のメーカー、アイ・オー・データ機器の「SSPH-UA1NB」。PS4だけでなくPS5での動作も確認済みの外付けSSDで、カラーは群青・黒・赤の3種類が展開されています。ベンチマークテストでは、読み書きのどちらの速度も公称値と同等のスコアを記録しましたが、検証したほかの商品に比べるとやや低めの数値でした。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒91、起動時間が平均32秒69。PS4 Proではロード時間が平均11秒04、起動時間は平均29秒33で、どちらの機種でも快適にプレイできる速度といえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は42.3℃。50℃は下回りましたが、40℃付近に達してからも温度が停滞せずに上昇していたので、長時間プレイ時には熱がこもっていないか適宜確認しましょう。【9位】SSD-SCT1.0U3-BA(バッファロー)おすすめスコア:4.38(2025/12/09時点)最安価格:11,231円(2025/12/09時点)熱はややこもりやすいが、ロードが高速な小型の外付けSSDWi-FiルーターやPC用メモリなども手掛ける日本のメーカー、バッファローの「SSD-SCT1.0U3-BA」。ケーブルが不要なタイプの小型SSDで、約17gと軽量なのが特徴です。ベンチマークテストでは、読み込み速度は公称値をやや下回ったものの、書き込み速度は公称値を上回るほどの高スコアを記録しました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒95、起動時間が平均32秒80。PS4 Proではロード時間が平均10秒67、起動時間は平均30秒03で、どちらの機種でもロード時間の速さが際立っています。起動が少し遅めではありますが、ストレスはほとんど感じないスピードといえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は47.2℃。50℃は下回りましたが、ほかの商品に比べるとやや高めの温度でした。長時間プレイした際にはさらに温度が高まる可能性があるので、時間の間隔を少し空けながらプレイするとよいでしょう。【10位】Portable SSD T5(Samsung Electronics)おすすめスコア:4.37(2025/12/09時点)最安価格:16,980円(2025/12/09時点)ベンチマークがやや物足りないが、実使用時の速度は速め薄型テレビやスマホなども手掛ける世界的な家電ブランド、Samsungの「Portable SSD T5」。同ブランドが販売している「Portable SSD T7」の前世代商品で、4K動画や高解像度画像などの大容量データの転送が速いと謳っています。ベンチマークテストでは、読み込み速度が公称値と同等のスコアだったものの、書き込み速度は公称値をやや下回りました。一方、「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒82、起動時間が平均33秒23。PS4 Proではロード時間が平均10秒69、起動時間は平均28秒72で、どちらの機種でも後継モデルよりも高速でした。64GBのデータ転送時の最高温度は39.8℃。40℃を超えることはなく、冷却性能に優れているといえます。ベンチマークテストはそれなりのスコアだったのでPC用としては少し物足りませんが、PS4・PS4 Proではほとんど影響がなく快適にプレイできるでしょう。ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)日本では2014年に発売された家庭用ゲーム機・PS4。世界累計販売台数は1億台を超え、次世代機のPS5が発売された現在でも、新作タイトルが登場するほど根強い人気を誇っています。長く遊んでいるとストレージ容量が不足し、SSDの増設や換装を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、HDDとの違いや適切な容量、実際にロード時間はどれだけ速くなるのかなど、わからないことが多いですよね。今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のPS4・PS4 Pro対応SSD13商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのPS4・PS4 Pro対応SSDをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなPS4・PS4 Pro対応SSDは「ロード・起動の時間が短く、冷却性能が高い商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。マイベストで全13商品の「PS4・PS4 Pro対応SSD」ランキングを見る売れ筋の人気PS4・PS4 Pro対応SSD全13商品を徹底比較!今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のPS4・PS4 Pro対応SSD13商品を集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。なお、mybestではロード・起動の時間が短く、冷却性能が高いものを優れたSSDと定義しています。PlayStationの公式が定める条件に当てはまっているSSDを集めて、一律で検証しました。具体的な検証内容は以下のとおりです。検証①:ベンチマークテスト検証②:PS4読み込み時間検証③:PS4 Pro読み込み時間検証④:冷却性能おすすめ人気ランキング【1位】EXCERIA PLUS(キオクシア)おすすめスコア:4.64(2025/12/09時点)最安価格:14,480円(2025/12/09時点)読み込み速度が速くロードがサクサク!熱もこもりにくい2017年に設立された日本の半導体メーカー、キオクシアの「EXCERIA PLUS」。独自技術による高速転送を謳っており、データ読み書き速度の公称値は1,000MB/sを超えています。ベンチマークテストでは、64GBのデータでも読み込み速度が速く、公称値と同等のスピードを記録しました。書き込み速度は公称値を下回ったものの、ほかの商品にも劣らない速さで書き込み可能。ベンチマークスコアが高いので、PC用としても十分な性能といえます。PS4での使用時は、「エルデンリング」のロード時間が平均13秒43、起動時間は平均32秒55とどちらも速く、快適にプレイできました。PS4 Proでもロード時間が平均10秒93、起動時間の平均が28秒89と高速。どちらで使ってもSSDならではの素早いロードを体感できるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は41.1℃で、適正温度である50℃以下を常に保てていました。米国MIL規格の落下試験に準拠した高い耐久性を備えており、サイズも小さいため持ち運びにも便利。PS4以外の用途でも活躍できる、高性能な外付けSSDです。【2位】ポータブル SSD(Sandisk)おすすめスコア:4.61(2025/12/09時点)最安価格:17,430円(2025/12/09時点)ベンチマークスコアは全商品中トップ。実使用時の速度も十分Sandiskの「エクストリームポータブルSSD」は、前世代に比べて転送速度が約2倍になったと謳う商品で、5年間の限定保証に対応しています。ベンチマークテストでは、公称値とほとんど変わらないデータ読み書き速度を記録し、今回検証した商品のなかで最も高いスコアでした。PS4でのロード時間は13秒55で、起動時間が平均32秒77。PS4 Proでのロード時間は平均10秒79、起動時間が平均30秒02で実使用時のスピードも十分に高速といえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は45.6℃。表面が熱くなることはありませんでしたが、熱が冷めていくスピードは少し遅めに感じました。長時間の使用時には50℃を超える可能性もあるので注意が必要ですが、転送速度を求める人におすすめの商品です。【3位】X6 ポータブルSSD(シー・エフ・デー販売)おすすめスコア:4.59(2025/12/09時点)最安価格:5,980円(2025/12/09時点)熱がこもらず、故障リスクは少なめ。長時間プレイにおすすめSSDやPC用メモリを手掛けるアメリカのメーカー、Crucialの「X6 ポータブルSSD」。USB Type-Cで接続するタイプの商品ですが、USB Type-Aの変換ケーブルを使えばPS4・PS4 Proでも接続可能です。ベンチマークテストでは、読み込み速度が公称値の800MB/sを上回る数値を記録することもありました。書き込み速度は公称されていないものの、読み込み速度と同等のスコアを記録。読み書きがどちらも高速で、性能の高さが感じられました。PS4の使用時には、ロード時間が平均13秒90、起動時間が平均32秒98。PS4 Proの使用時は、ロード時間の平均が11秒03、起動時間が平均28秒82でした。ロード時間はほかのSSDに比べるとほんの少し遅めではありますが、プレイ中に速度でストレスを感じることはないでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は31.8℃。転送開始から終了までほとんど温度が変わらず、30℃前後で安定していました。熱がこもりにくい商品なので、長時間プレイしても故障リスクが低いといえるでしょう。【4位】MX500(Crucial)おすすめスコア:4.45(2025/12/09時点)最安価格:10,990円(2025/12/09時点)実使用時の転送速度が速く、内蔵型ながら熱がこもりにくい1996年に設立されたアメリカのPC周辺機器メーカー、Crucialの「MX500」。容量のタイプが250GB・500GB・1TB・2TB・4TBと幅広いほか、電力消費と発熱量が少ないと謳っている商品です。ベンチマークテストでは、読み書きのどちらも公称値より低いスコアで、あまり高くありませんでした。一方で、「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4のロード時間が平均13秒86と十分な速度だったうえ、起動時間は全商品中最速の平均31秒55を記録。PS4 Proでもロード時間の平均が10秒76、起動時間が平均28秒97と高速で、快適にプレイできました。64GBのデータ転送時の最高温度は39.2℃。外気に触れにくいため、熱がこもりやすい内蔵型の商品ながら40℃を下回りました。評価対象ではありませんが、PS4 Pro本体の起動時間は平均23秒71で、もともと内蔵されているHDDよりも約5秒ほど短縮可能。内蔵型のSSDを探している人に最もおすすめの商品です。【5位】SSD-PGU3Cシリーズ(バッファロー)おすすめスコア:4.43(2025/12/09時点)最安価格:8,000円(2025/12/09時点)速度はそこそこだが冷却性能が優秀。長時間プレイする人向け愛知県に本社を構えるPC周辺機器メーカー、バッファローの「ポータブルSSD SSD-PG1.0U3-BC」。ブラックとホワイトの2色から選べるほか、容量も250GB・500GB・1TB・2TBと幅広く展開している商品です。ベンチマークテストは、ほかの商品よりもやや低めのスコアでしたが、公称値と同等の速度を記録しました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4のロード時間が平均13秒86、起動時間が33秒28とまずまず。PS4 Proのロード時間が平均11秒04、起動時間は平均30秒26で今回検証した商品のなかで最も遅かったものの差が小さく、SSDの転送速度の速さを十分に体感できるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は34.8℃。触ってもほとんど熱を感じず、冷却性能に優れている印象を受けました。やや大きめのサイズで速度もまずまずですが、長時間プレイすることが多い人にはおすすめです。【6位】ウルトラ 3D ソリッド ステート ドライブ(Sandisk)おすすめスコア:4.43(2025/12/09時点)最安価格:13,774円(2025/12/09時点)ベンチマークはまずまずだが、PS4 Proでの転送が高速世界的なシェアを誇るアメリカのストレージメーカー、Sandiskの「ウルトラ 3D ソリッド ステート ドライブ」。独自技術により電力消費を抑えているため、静音性と冷却性能に優れていると謳っています。ベンチマークテストでは、読み書き速度の公称値を少し下回るスコアで、やや物足りない印象を受けました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒73とまずまずだったものの、起動時間は平均34秒18で今回検証した商品のなかで最遅。一方、PS4 Proでの検証ではロード時間が平均10秒72、起動時間が28秒71と高速だったため、PS4 Pro用の内蔵型を探している人向けといえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は40.1℃。とくに接続されている端子部分に熱がこもっていましたが、それでも十分な冷却性能といえます。評価対象ではありませんが、PS4 Pro本体起動時間は平均22秒18で、もともと内蔵されているHDDよりもおよそ6秒前後の短縮ができました。【7位】Portable SSD T7(Samsung Electronics)おすすめスコア:4.42(2025/12/09時点)最安価格:13,980円(2025/12/09時点)書き込み速度が少し物足りないが、ゲームのロードは高速総合電子部品を手掛ける韓国の大手ブランド、Samsungの「Portable SSD T7」。表面がサラッとした手触りなのが特徴で、同ブランドの独自技術により温度が常に48℃未満になるよう制御されていると謳っています。ベンチマークテストでは、読み込み速度は公称値と同等で非常に高いスコアでしたが、書き込み速度が公称値を大きく下回りました。それでも、PS4・PS4 ProではSSDからデータが書き込まれる機会は少ないので、そこまで気にならないでしょう。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒86、起動時間が平均33秒43。PS4 Proではロード時間が平均10秒72と高速で、起動時間は平均30秒43で少し遅めではありますが、どちらの機種でも十分な速度で読み込めるといえます。64GBのデータ転送時の最高温度は41.4℃。メーカーが謳うとおり、冷却性能には優れている印象を受けました。大容量データの書き込みには向いていませんが、長時間プレイするゲーマーにおすすめの外付けSSDです。【8位】SSPH-UAシリーズ(アイ・オー・データ機器)おすすめスコア:4.38(2025/12/09時点)最安価格:9,668円(2025/12/09時点)ベンチマークスコアはそれなりだが、ゲームの起動時間が速いPC周辺機器を販売する日本のメーカー、アイ・オー・データ機器の「SSPH-UA1NB」。PS4だけでなくPS5での動作も確認済みの外付けSSDで、カラーは群青・黒・赤の3種類が展開されています。ベンチマークテストでは、読み書きのどちらの速度も公称値と同等のスコアを記録しましたが、検証したほかの商品に比べるとやや低めの数値でした。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒91、起動時間が平均32秒69。PS4 Proではロード時間が平均11秒04、起動時間は平均29秒33で、どちらの機種でも快適にプレイできる速度といえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は42.3℃。50℃は下回りましたが、40℃付近に達してからも温度が停滞せずに上昇していたので、長時間プレイ時には熱がこもっていないか適宜確認しましょう。【9位】SSD-SCT1.0U3-BA(バッファロー)おすすめスコア:4.38(2025/12/09時点)最安価格:11,231円(2025/12/09時点)熱はややこもりやすいが、ロードが高速な小型の外付けSSDWi-FiルーターやPC用メモリなども手掛ける日本のメーカー、バッファローの「SSD-SCT1.0U3-BA」。ケーブルが不要なタイプの小型SSDで、約17gと軽量なのが特徴です。ベンチマークテストでは、読み込み速度は公称値をやや下回ったものの、書き込み速度は公称値を上回るほどの高スコアを記録しました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒95、起動時間が平均32秒80。PS4 Proではロード時間が平均10秒67、起動時間は平均30秒03で、どちらの機種でもロード時間の速さが際立っています。起動が少し遅めではありますが、ストレスはほとんど感じないスピードといえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は47.2℃。50℃は下回りましたが、ほかの商品に比べるとやや高めの温度でした。長時間プレイした際にはさらに温度が高まる可能性があるので、時間の間隔を少し空けながらプレイするとよいでしょう。【10位】Portable SSD T5(Samsung Electronics)おすすめスコア:4.37(2025/12/09時点)最安価格:16,980円(2025/12/09時点)ベンチマークがやや物足りないが、実使用時の速度は速め薄型テレビやスマホなども手掛ける世界的な家電ブランド、Samsungの「Portable SSD T5」。同ブランドが販売している「Portable SSD T7」の前世代商品で、4K動画や高解像度画像などの大容量データの転送が速いと謳っています。ベンチマークテストでは、読み込み速度が公称値と同等のスコアだったものの、書き込み速度は公称値をやや下回りました。一方、「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒82、起動時間が平均33秒23。PS4 Proではロード時間が平均10秒69、起動時間は平均28秒72で、どちらの機種でも後継モデルよりも高速でした。64GBのデータ転送時の最高温度は39.8℃。40℃を超えることはなく、冷却性能に優れているといえます。ベンチマークテストはそれなりのスコアだったのでPC用としては少し物足りませんが、PS4・PS4 Proではほとんど影響がなく快適にプレイできるでしょう。ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)

【徹底比較】PS4・PS4 Pro対応SSDのおすすめ人気ランキング

2025/12/09 10:46

日本では2014年に発売された家庭用ゲーム機・PS4。世界累計販売台数は1億台を超え、次世代機のPS5が発売された現在でも、新作タイトルが登場するほど根強い人気を誇っています。長く遊んでいるとストレージ容量が不足し、SSDの増設や換装を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、HDDとの違いや適切な容量、実際にロード時間はどれだけ速くなるのかなど、わからないことが多いですよね。

今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のPS4・PS4 Pro対応SSD13商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのPS4・PS4 Pro対応SSDをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなPS4・PS4 Pro対応SSDは「ロード・起動の時間が短く、冷却性能が高い商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。


マイベストで全13商品の「PS4・PS4 Pro対応SSD」ランキングを見る

売れ筋の人気PS4・PS4 Pro対応SSD全13商品を徹底比較!

今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のPS4・PS4 Pro対応SSD13商品を集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。なお、mybestではロード・起動の時間が短く、冷却性能が高いものを優れたSSDと定義しています。PlayStationの公式が定める条件に当てはまっているSSDを集めて、一律で検証しました。具体的な検証内容は以下のとおりです。検証①:ベンチマークテスト検証②:PS4読み込み時間検証③:PS4 Pro読み込み時間検証④:冷却性能

おすすめ人気ランキング

【1位】EXCERIA PLUS(キオクシア)

おすすめスコア:4.64(2025/12/09時点)

最安価格:14,480円(2025/12/09時点)

読み込み速度が速くロードがサクサク!熱もこもりにくい

2017年に設立された日本の半導体メーカー、キオクシアの「EXCERIA PLUS」。独自技術による高速転送を謳っており、データ読み書き速度の公称値は1,000MB/sを超えています。ベンチマークテストでは、64GBのデータでも読み込み速度が速く、公称値と同等のスピードを記録しました。書き込み速度は公称値を下回ったものの、ほかの商品にも劣らない速さで書き込み可能。ベンチマークスコアが高いので、PC用としても十分な性能といえます。PS4での使用時は、「エルデンリング」のロード時間が平均13秒43、起動時間は平均32秒55とどちらも速く、快適にプレイできました。PS4 Proでもロード時間が平均10秒93、起動時間の平均が28秒89と高速。どちらで使ってもSSDならではの素早いロードを体感できるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は41.1℃で、適正温度である50℃以下を常に保てていました。米国MIL規格の落下試験に準拠した高い耐久性を備えており、サイズも小さいため持ち運びにも便利。PS4以外の用途でも活躍できる、高性能な外付けSSDです。

【2位】ポータブル SSD(Sandisk)

おすすめスコア:4.61(2025/12/09時点)

最安価格:17,430円(2025/12/09時点)

ベンチマークスコアは全商品中トップ。実使用時の速度も十分

Sandiskの「エクストリームポータブルSSD」は、前世代に比べて転送速度が約2倍になったと謳う商品で、5年間の限定保証に対応しています。ベンチマークテストでは、公称値とほとんど変わらないデータ読み書き速度を記録し、今回検証した商品のなかで最も高いスコアでした。PS4でのロード時間は13秒55で、起動時間が平均32秒77。PS4 Proでのロード時間は平均10秒79、起動時間が平均30秒02で実使用時のスピードも十分に高速といえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は45.6℃。表面が熱くなることはありませんでしたが、熱が冷めていくスピードは少し遅めに感じました。長時間の使用時には50℃を超える可能性もあるので注意が必要ですが、転送速度を求める人におすすめの商品です。

【3位】X6 ポータブルSSD(シー・エフ・デー販売)

おすすめスコア:4.59(2025/12/09時点)

最安価格:5,980円(2025/12/09時点)

熱がこもらず、故障リスクは少なめ。長時間プレイにおすすめ

SSDやPC用メモリを手掛けるアメリカのメーカー、Crucialの「X6 ポータブルSSD」。USB Type-Cで接続するタイプの商品ですが、USB Type-Aの変換ケーブルを使えばPS4・PS4 Proでも接続可能です。ベンチマークテストでは、読み込み速度が公称値の800MB/sを上回る数値を記録することもありました。書き込み速度は公称されていないものの、読み込み速度と同等のスコアを記録。読み書きがどちらも高速で、性能の高さが感じられました。PS4の使用時には、ロード時間が平均13秒90、起動時間が平均32秒98。PS4 Proの使用時は、ロード時間の平均が11秒03、起動時間が平均28秒82でした。ロード時間はほかのSSDに比べるとほんの少し遅めではありますが、プレイ中に速度でストレスを感じることはないでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は31.8℃。転送開始から終了までほとんど温度が変わらず、30℃前後で安定していました。熱がこもりにくい商品なので、長時間プレイしても故障リスクが低いといえるでしょう。

【4位】MX500(Crucial)

おすすめスコア:4.45(2025/12/09時点)

最安価格:10,990円(2025/12/09時点)

実使用時の転送速度が速く、内蔵型ながら熱がこもりにくい

1996年に設立されたアメリカのPC周辺機器メーカー、Crucialの「MX500」。容量のタイプが250GB・500GB・1TB・2TB・4TBと幅広いほか、電力消費と発熱量が少ないと謳っている商品です。ベンチマークテストでは、読み書きのどちらも公称値より低いスコアで、あまり高くありませんでした。一方で、「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4のロード時間が平均13秒86と十分な速度だったうえ、起動時間は全商品中最速の平均31秒55を記録。PS4 Proでもロード時間の平均が10秒76、起動時間が平均28秒97と高速で、快適にプレイできました。64GBのデータ転送時の最高温度は39.2℃。外気に触れにくいため、熱がこもりやすい内蔵型の商品ながら40℃を下回りました。評価対象ではありませんが、PS4 Pro本体の起動時間は平均23秒71で、もともと内蔵されているHDDよりも約5秒ほど短縮可能。内蔵型のSSDを探している人に最もおすすめの商品です。

【5位】SSD-PGU3Cシリーズ(バッファロー)

おすすめスコア:4.43(2025/12/09時点)

最安価格:8,000円(2025/12/09時点)

速度はそこそこだが冷却性能が優秀。長時間プレイする人向け

愛知県に本社を構えるPC周辺機器メーカー、バッファローの「ポータブルSSD SSD-PG1.0U3-BC」。ブラックとホワイトの2色から選べるほか、容量も250GB・500GB・1TB・2TBと幅広く展開している商品です。ベンチマークテストは、ほかの商品よりもやや低めのスコアでしたが、公称値と同等の速度を記録しました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4のロード時間が平均13秒86、起動時間が33秒28とまずまず。PS4 Proのロード時間が平均11秒04、起動時間は平均30秒26で今回検証した商品のなかで最も遅かったものの差が小さく、SSDの転送速度の速さを十分に体感できるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は34.8℃。触ってもほとんど熱を感じず、冷却性能に優れている印象を受けました。やや大きめのサイズで速度もまずまずですが、長時間プレイすることが多い人にはおすすめです。

【6位】ウルトラ 3D ソリッド ステート ドライブ(Sandisk)

おすすめスコア:4.43(2025/12/09時点)

最安価格:13,774円(2025/12/09時点)

ベンチマークはまずまずだが、PS4 Proでの転送が高速

世界的なシェアを誇るアメリカのストレージメーカー、Sandiskの「ウルトラ 3D ソリッド ステート ドライブ」。独自技術により電力消費を抑えているため、静音性と冷却性能に優れていると謳っています。ベンチマークテストでは、読み書き速度の公称値を少し下回るスコアで、やや物足りない印象を受けました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒73とまずまずだったものの、起動時間は平均34秒18で今回検証した商品のなかで最遅。一方、PS4 Proでの検証ではロード時間が平均10秒72、起動時間が28秒71と高速だったため、PS4 Pro用の内蔵型を探している人向けといえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は40.1℃。とくに接続されている端子部分に熱がこもっていましたが、それでも十分な冷却性能といえます。評価対象ではありませんが、PS4 Pro本体起動時間は平均22秒18で、もともと内蔵されているHDDよりもおよそ6秒前後の短縮ができました。

【7位】Portable SSD T7(Samsung Electronics)

おすすめスコア:4.42(2025/12/09時点)

最安価格:13,980円(2025/12/09時点)

書き込み速度が少し物足りないが、ゲームのロードは高速

総合電子部品を手掛ける韓国の大手ブランド、Samsungの「Portable SSD T7」。表面がサラッとした手触りなのが特徴で、同ブランドの独自技術により温度が常に48℃未満になるよう制御されていると謳っています。ベンチマークテストでは、読み込み速度は公称値と同等で非常に高いスコアでしたが、書き込み速度が公称値を大きく下回りました。それでも、PS4・PS4 ProではSSDからデータが書き込まれる機会は少ないので、そこまで気にならないでしょう。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒86、起動時間が平均33秒43。PS4 Proではロード時間が平均10秒72と高速で、起動時間は平均30秒43で少し遅めではありますが、どちらの機種でも十分な速度で読み込めるといえます。64GBのデータ転送時の最高温度は41.4℃。メーカーが謳うとおり、冷却性能には優れている印象を受けました。大容量データの書き込みには向いていませんが、長時間プレイするゲーマーにおすすめの外付けSSDです。

【8位】SSPH-UAシリーズ(アイ・オー・データ機器)

おすすめスコア:4.38(2025/12/09時点)

最安価格:9,668円(2025/12/09時点)

ベンチマークスコアはそれなりだが、ゲームの起動時間が速い

PC周辺機器を販売する日本のメーカー、アイ・オー・データ機器の「SSPH-UA1NB」。PS4だけでなくPS5での動作も確認済みの外付けSSDで、カラーは群青・黒・赤の3種類が展開されています。ベンチマークテストでは、読み書きのどちらの速度も公称値と同等のスコアを記録しましたが、検証したほかの商品に比べるとやや低めの数値でした。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒91、起動時間が平均32秒69。PS4 Proではロード時間が平均11秒04、起動時間は平均29秒33で、どちらの機種でも快適にプレイできる速度といえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は42.3℃。50℃は下回りましたが、40℃付近に達してからも温度が停滞せずに上昇していたので、長時間プレイ時には熱がこもっていないか適宜確認しましょう。

【9位】SSD-SCT1.0U3-BA(バッファロー)

おすすめスコア:4.38(2025/12/09時点)

最安価格:11,231円(2025/12/09時点)

熱はややこもりやすいが、ロードが高速な小型の外付けSSD

Wi-FiルーターやPC用メモリなども手掛ける日本のメーカー、バッファローの「SSD-SCT1.0U3-BA」。ケーブルが不要なタイプの小型SSDで、約17gと軽量なのが特徴です。ベンチマークテストでは、読み込み速度は公称値をやや下回ったものの、書き込み速度は公称値を上回るほどの高スコアを記録しました。「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒95、起動時間が平均32秒80。PS4 Proではロード時間が平均10秒67、起動時間は平均30秒03で、どちらの機種でもロード時間の速さが際立っています。起動が少し遅めではありますが、ストレスはほとんど感じないスピードといえるでしょう。64GBのデータ転送時の最高温度は47.2℃。50℃は下回りましたが、ほかの商品に比べるとやや高めの温度でした。長時間プレイした際にはさらに温度が高まる可能性があるので、時間の間隔を少し空けながらプレイするとよいでしょう。

【10位】Portable SSD T5(Samsung Electronics)

おすすめスコア:4.37(2025/12/09時点)

最安価格:16,980円(2025/12/09時点)

ベンチマークがやや物足りないが、実使用時の速度は速め

薄型テレビやスマホなども手掛ける世界的な家電ブランド、Samsungの「Portable SSD T5」。同ブランドが販売している「Portable SSD T7」の前世代商品で、4K動画や高解像度画像などの大容量データの転送が速いと謳っています。ベンチマークテストでは、読み込み速度が公称値と同等のスコアだったものの、書き込み速度は公称値をやや下回りました。一方、「エルデンリング」プレイ時の検証では、PS4でのロード時間が平均13秒82、起動時間が平均33秒23。PS4 Proではロード時間が平均10秒69、起動時間は平均28秒72で、どちらの機種でも後継モデルよりも高速でした。64GBのデータ転送時の最高温度は39.8℃。40℃を超えることはなく、冷却性能に優れているといえます。ベンチマークテストはそれなりのスコアだったのでPC用としては少し物足りませんが、PS4・PS4 Proではほとんど影響がなく快適にプレイできるでしょう。


ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)


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