世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは8日、公式Xアカウントで、グローバル登録ユーザー数が3億人に到達したと発表した。「今日、私たちは重要なマイルストーンを迎えた。3億人のグローバル登録ユーザー、3億人が私たちと共に未来への投資を選択した」と述べ、ユーザーコミュニティに感謝の意を表した。
バイナンスは2017年の設立以来、急速に成長し、取引量、ユーザー数ともに世界最大規模の暗号資産取引所となっている。今回の3億人達成は、暗号資産市場の普及拡大と、バイナンスのグローバルな影響力の大きさを示すものだ。
同取引所は発表の中で「人々に選択肢を与えれば、行動が多くを語る」と強調。ユーザー一人ひとりの選択が、暗号資産エコシステムの成長を支えてきたとの認識を示した。また、「#OneUnstoppableCommunity(止められないコミュニティ)」というハッシュタグを用いて、グローバルコミュニティの結束を訴えた。
日本国内では、国内暗号資産交換業者のバイナンス・ジャパンがサービスを提供している。同社は11月21日、決済サービス「PayPay(ペイペイ)」との連携を開始し、PayPay残高を使った暗号資産の購入が可能になった。1,000円から取引を始められ、売却代金はPayPayマネーとして残高にチャージされる。
バイナンス・ジャパンは今後もPayPayとの連携を強化し、利用者の利便性を高めていく方針を示している。グローバルで3億人のユーザーを抱えるバイナンスグループは、日本市場でも存在感を拡大している。
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