マニラ、フィリピン — フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が5月26日から29日にかけて日本を国賓訪問すると、マラカニアン宮殿が4月24日(金)に発表した。
マラカニアン宮殿の声明によると、マルコス大統領は天皇陛下(徳仁天皇)と皇后陛下(雅子皇后)による歓迎式典、公式会見、及び国賓晩餐会に臨席する予定だ。
また、高市早苗首相との会談も予定されており、「フィリピン・日本強化戦略的パートナーシップの今後の方向性について協議し、エネルギー・食料安全保障や海洋安全保障など、現在の国際情勢に関する直近の議論を継続する」見通しだ。
5月末のマルコス大統領による訪問は、2015年6月の故ベニグノ・アキノ三世元大統領以来、フィリピン大統領として初めての日本への国賓訪問となる。マラカニアン宮殿によると、日本の天皇のフィリピンへの最後の国賓訪問は、2016年1月の上皇陛下(明仁上皇)と上皇后陛下(美智子上皇后)によるものだった。
今回の国賓訪問は、東京とマニラの国交正常化70周年にあたる。マルコス大統領は3日間の国賓訪問にファーストレディのルイーズ・アラネタ=マルコス氏とともに臨む予定だ。また、フィリピン大統領は別途、日本の実業家やフィリピン人コミュニティとも会合を持つ。
マルコス大統領は大統領就任後、日本を数回訪問している。2023年には公式実務訪問として、また2025年には大阪万博のフィリピン館を自ら視察するために訪れた。高市首相とは2025年10月にマレーシアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の場で少なくとも一度会談している。
マルコス大統領の今回の訪問は、政治・戦略両面で深まるフィリピンと日本の関係における新たな節目となる。両国は戦略的パートナーとして、近年、円滑化協定(RAA)の署名・批准により軍事的な結びつきをさらに強化している。
2026年4月下旬から5月上旬にかけて、フィリピン・米国合同軍事演習「バリカタン」に参加するため、数千人の戦闘部隊がフィリピンに展開している。第二次世界大戦後、日本の自衛隊がフィリピンの地に展開するのは今回が初めてだ。
日本はフィリピンにとって政府開発援助(ODA)の主要な供与国の一つである。また、マニラは日本の政府安全保障能力強化支援(OSA)の最初の受益国でもある。– Rappler.com


